プロパティサブウィンドウ

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プロパティサブウィンドウ

プロパティサブウィンドウでは、ダイアグラム内やモデルブラウザで選択した要素や接続・ダイアグラム・属性・操作などのプロパティを参照・編集できます。

表示される内容・項目は選択した項目により変わります。下の画像は、クラス要素を選択した場合の例です。

 

 

モデルブラウザやダイアグラム内で選択すると、その選択した項目に関するプロパティが表示されます。プロパティサブウィンドウには要素だけでなく、属性・操作・接続・ダイアグラムのプロパティも表示されますので、プロパティダイアログのように開く・閉じるの操作を行わなくても、さまざまな項目のプロパティを見ることができます。

 

プロパティサブウィンドウにはいくつかのタブが含まれます。名前や種類などの基本的な情報を表示するタブのほか、対象の項目ごとに異なる種類のタブが表示されます。プロパティサブウィンドウ内で値を選択したり直接編集したりすることができます。これにより、さまざまな内容を簡単に編集することができます。

 

もし、複数言語の機能を有効にしている場合には、要素・接続・操作について、「翻訳」のタブが表示されます。このタブには、それぞれの言語で名前と別名を入力することができます。内容を入力・編集する場合には、それぞれのセルをクリックしてください。設定した内容は、ドキュメントの出力時に、言語を指定して出力することができます。

 

Proクラウドサーバの外部ツールとの連携機能を利用している場合には、「外部」のタブが表示されます。このタブには、選択した要素と関係する、外部ツールにある項目の情報が表示されます。

 

 

利用手順:  

リボン

ホーム > 画面 > プロパティ > プロパティ

キーボード

  • Ctrl + 2
  • Ctrl + Enter
  • Alt + 1 : プロパティ

 

 

プロパティサブウィンドウから呼び出すことのできる機能

プロパティサブウィンドウのツールバーからはいくつかの機能を呼び出すことができます。

項目

説明

保存

プロパティサブウィンドウ内での編集内容を保存します。要素のプロパティなど、いくつかのプロパティについては、サブウィンドウからフォーカスが外れた段階で自動的に保存します。

メニューボタン(ハンバーガーアイコン)

要素に関するいくつかの追加機能を呼び出します。

 

  • モデルブラウザ内の位置を表示 - 対象の要素のモデルブラウザ内の位置にカーソルを移動します。
  • 要素のプロパティ - 要素のプロパティダイアログを表示します。
  • ダイアグラムのプロパティ - ダイアグラムのプロパティダイアログを表示します。
  • 操作 - 対象の要素が操作を持つことができる場合、属性・操作と付属要素サブウィンドウを開き、操作タブを開きます。
  • 属性 - 対象の要素が属性を持つことができる場合、属性・操作と付属要素サブウィンドウを開き、属性タブを開きます。
  • 受信 - 対象の要素が受信を持つことができる場合、属性・操作と付属要素サブウィンドウを開き、受信タブを開きます。
  • 親クラスとインターフェースの指定 - 対象の要素が親クラスや実装クラスを持つことができる場合、親クラスとインターフェースの指定ダイアログを表示します。
  • グループの表示 - プロパティサブウィンドウ内の表示を、グループごとに分類して表示するか、全ての内容を分類せず表示するかを切り替えます。
  • ヘルプ - プロパティサブウィンドウに関するヘルプを表示します。

プロパティダイアログの表示

対象の要素に対するプロパティダイアログを表示します。

要素の種類ごとの機能

対象の要素の種類に固有の操作を呼び出します。この操作は、その要素をダイアグラム内でダブルクリックした場合の動作と同じです。

 

注意:

  • 項目名を選択すると、その項目の簡単な説明がプロパティサブウィンドウの最下部に表示されます。この表示は ユーザーのオプションダイアログの「ウィンドウの動作」タブにある「プロパティの詳細説明を非表示」のチェックを入れることで非表示にすることもできます。(このオプションを変更した場合には、Enterprise Architectの再起動で反映されます。)
  • プロパティサブウィンドウ内で内容を編集した場合には、ツールバーの保存ボタンを押してください。内容・要素の種類によっては、他の項目を選択すると自動的に変更内容を保存します。
  • 要素の種類と状況によっては、選択した要素そのものの情報ではなく定義となる要素が表示される場合があります。例えば、要素がポート要素を持つ場合、その要素のインスタンス要素のポート要素を選択すると、定義となるポート要素の情報が表示されます。

 

 

参照: