受信

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受信

受信はシグナル要素と関係する概念で、分類子の持つ特性の一つです。受信は操作と似た扱いとなり、分類子に受信が定義されている場合には操作と同様に、独自の区画にその定義内容が表示されます。

 

 

受信はシグナル要素と結びつけずに定義・追加することはできません。既に存在するシグナル要素と結びつけるか、受信の定義時に新規にシグナル要素を追加します。受信の名前はシグナル要素の名前と同一となり、受信のパラメータ(引数)はシグナル要素で定義された内容となります。シグナル要素を変更すると、関係する受信の内容も更新されます。

 

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操作方法

1

シグナル要素を新規に定義します。

2

ダイアグラム内にクラス要素かインターフェース要素を配置します。

(参考:モデルブラウザから要素を配置)

3

以下のいずれかの操作を行います。

 

  • モデルブラウザ内のシグナル要素をドラッグし、対象の要素にドロップします。この操作の場合には、以降の手順は不要です。手順7に進みます。
  • 対象の要素を右クリックし、「属性・操作と付属要素 | 受信」 を選択します。属性・操作と付属要素サブウィンドウが表示され、「受信」のページが開きます。

4

「受信の追加」と薄く表示されたセルの右端の ボタンを押します。シグナルの選択ダイアログが表示されます。

5

手順1で作成したシグナルを選択します。なお、ここで新しいシグナル要素を作成することもできます。

6

OKボタンを押します。シグナル要素の名前と属性は、そのまま受信の名前とパラメータになります。

7

ダイアグラム内での要素の表示は、以下のようになります。

 

 

 

参照: