プロジェクトデータの転送

注意:

EAPX/EAPファイルへプロジェクトを転送した後、転送先のEAPX/EAPファイルで操作を行うと、DAO.Recordset[3022]のエラーが発生する場合があります。転送作業を完了後、転送先のEAPX/EAPファイルに対してEAPX/EAPファイルの修復を実行することでこの問題は発生しなくなります。

リボン

プロジェクト > ツール > 転送 > プロジェクトの転送

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操作方法

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転送元のデータをバックアップします。また、転送先にデータが存在する場合には、転送先のデータもバックアップします。

(参考:プロジェクトの整合性確認)

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上記の利用手順に従って操作し、プロジェクトの転送ダイアログを開きます。

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データ転送の種類を選択します。:

• ファイル→ファイル
• DBMS→ファイル
• ファイル→DBMS
• DBMS→DBMS

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「対象1」 と 「対象2」の欄に、それぞれ転送元と転送先の情報を設定します。

使用するデータベース接続を選択するプロンプトが表示されます。サーバリポジトリに接続するダイアログ(直接接続)またはデータリンク プロパティダイアログ(ODBC接続)のいずれかを選択します。

(参考:DBMSリポジトリへのODBC経由での接続、DBMSリポジトリへの直接接続)

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転送先プロジェクトを、転送元プロジェクトと異なるプロジェクトとして扱いたい場合には、内部で識別するためのID(GUID)を初期化できます。「GUIDの初期化」にチェックを入れてください。

バックアップ目的や移行の場合など、転送先のプロジェクトを転送元のプロジェクトと同じ扱いにしたい場合には、「GUIDの初期化」にはチェックを入れないでください。

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転送時にエラーが発生する場合などでログを取得する場合には、ログのチェックボックスにチェックを入れ、出力先のファイルを指定します。不要な場合にはチェックを外します。

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転送ボタンを押して転送を実行します。

注意 : 対象となるプロジェクトがセキュリティ機能が有効になっている場合、「データの転送」権限を持つユーザーの認証情報の入力を求められます。これは、権限のないユーザーがプロジェクトを上書きしないようにするためのセキュリティ対策です。

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この転送処理が終了後、プロジェクトのデータ数の比較機能を利用して正しく転送できたかどうか確認するのも良いでしょう。

警告:

プロジェクトの転送を実行する際には、転送先のプロジェクトの情報は全て削除・上書きされます。転送を実行する前に必要に応じてバックアップを取得して下さい。

注意:

• 対象となるリポジトリがMySQLまたはSQLServerのリポジトリである場合、リポジトリを参照するために利用するデータベースユーザーは、データベースへの読み取りと書き込みのアクセス権以外の権限を必要とします。MySQLの場合はALTERやDROPの権限が、SQL Serverの場合にはDB_DLLADMINのロールが必要です。 データベースユーザーが必要な権限を持っていない場合、実行時にエラーメッセージを表示します。
• プロジェクトファイルをDBMSに転送するときに、複製機能が有効になっている場合は、転送を実行する前に複製情報を削除する必要があります。
• プロジェクトをDBMSに転送する場合、空のデータベースにデータを転送することはできません。Enterprise Architectが利用するテーブルがすでに存在している必要があります。
• DBMSのプロジェクトをプロジェクトファイルに転送する場合も同様に、対象のプロジェクトファイルが既に存在している必要があります。
• Enterprise Architectのコーポレート版・ユニファイド版・アルティメット版では、セキュリティが有効になっている場合には、プロジェクトのデータをリポジトリ間で転送するためのプロジェクトの転送のアクセス権が必要です。
• Enterprise Architectのバージョンが3.5以前のEAPファイルを転送することはできません。