FEAPファイルへプロジェクトを転送

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FEAPファイルへプロジェクトを転送

SQLiteのQEAファイルを、古いバージョンのEnterprise Architect(バージョン15.2以前)を利用している人が参照できるようにしたい場合があるかもしれません。しかし、古いバージョンのEnterprise Architectでは、QEAファイルを開くことができません。このような場合には、QEAファイルのすべての内容を、古いバージョンで開くことができるFEAPファイル(Firebirdファイル)に転送できます。

 

注意:

このページで説明する方法で、QEAファイルをFEAPファイルに変換し、バージョン15.2以前のバージョンで開くことは技術的には可能です。しかし、以下のページにて記載の通り、新しいバージョンで開いたプロジェクトを過去のバージョンで開くことは、動作保証外・サポート対象外となります。動作保証はありませんので、予期せぬ問題が発生する可能性もありますので、自己責任にてご利用ください。

 

よくある質問: 異なるバージョンで作成したプロジェクトに、互換性はありますか?

https://www.sparxsystems.jp/faq/faq_10.htm#faq_10_08

 

転送の際には、転送先のファイルにあるすべての内容が上書きされます。そのため、既存のFEAPファイルに転送する場合には、そのファイルのバックアップを取り、すでに含まれている情報を確実に復元できるようにしてください。

 

 

 

利用手順:

リボン

プロジェクト > ツール > 転送 > FEAPファイルへ転送

 

 

FEAPファイルへ転送する

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操作方法

1

対象1として、転送元となるQEAファイルを指定します。

2

対象2として、転送先となるFEAPファイルを指定します。

3

必要に応じて、ログを出力するかどうかを指定します。

4

転送ボタンを押すと処理を実行します。進捗状況が表示されます。

5

処理が完了したあと、問題がないかどうかプロジェクトの整合性チェックを実施するのも良いでしょう。

 

注意:

  • この機能は、32ビット版・64ビット版の両方のEnterprise Architectで利用できます。
  • セキュリティ(アクセス権)機能が有効な場合、プロジェクトの転送のアクセス権が必要です。