モデルの内容の出力

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モデルの内容の出力

モデルの内容は、パッケージの単位で外部のファイルに出力することができます。出力形式として、XMIの他、さまざまな形式が選択できます。出力する内容をEnterprise Architectで読み込む場合には、パッケージをXMLファイルへ出力の機能を利用して下さい。この機能は、Enterprise Architect以外の他のツールで活用するためにモデルの内容を出力する場合に利用します。

 

パッケージを出力する形式として、さまざまなXML形式などが選択できます。例えば、XMI 1.1, XMI 2.1, Ecore, ArcGIS, BPMN 2.0 XMLなどが選択できます。利用例は以下の通りです。

 

        -  UML 1.3 XMI 1.1 / XMI 1.0

        -  UML1.4 XMI 1.2

        -  UML 2.x XMI 2.x

 

 

利用手順:

モデルブラウザで対象のパッケージを選択し、以下のいずれかを実行

リボン

生成・入出力 > モデルの入出力 > 出力 > その他の形式

 

 

モデルの出力ダイアログでは、以下の設定が可能です。

項目

説明

パッケージ

対象のパッケージの名前です。

異なるパッケージを指定したい場合には、 ボタンを押してパッケージを指定してください。

ファイル名

出力するファイル名を指定します。

出力形式

出力する形式を指定します。

  • 特定のバージョンのXMIで出力する場合には、それぞれに対応する UMLのバージョンを選択してください。
  • EA独自形式で出力する場合には、Native XMLあるいはNative XEAを選択してください。
  • .ecore xmi ファイルを出力する場合にはEcoreを指定してください。
  • BPMN2.0 xmi ファイルを出力する場合にはBPMN2.0 XMLを指定してください。
  • XPDL 2.2 xmi ファイルを出力する場合にはXPDL 2.2を指定してください。
  • ArcGIS xmi ファイルを出力する場合にはArcGISを指定してください。

 

選択した形式によっては、以下の設定項目のうちのいくつかの項目は選択できません。

オプション

ダイアグラムを出力

チェックするとダイアグラムの情報を出力します。

要素の画像を出力する

要素に別の画像が設定されている場合に、その画像の情報を出力します。

整形して出力

チェックを入れると、読みやすいXMIファイルを出力します。

ログを出力

チェックを入れると、出力時の処理をログ出力します。

DTDの利用

チェックを入れると、UML1.3/XMI1.1のDTDを出力します。

チェックを入れると、XMIの文法をチェックすることができます。

EAの独自情報を除く

Enterprise Architectの情報を保持するためにタグ付き値として追加している情報や、XMIの仕様外の内容を出力しないようにします。他のツールで読み込む場合には指定してください。

Unisys/Roseフォーマットの利用

チェックした場合には、RoseのUML 1.3, XMI 1.1フォーマットで出力します。

ダイアグラムの画像を生成

チェックを入れると、XMIファイルの位置にダイアグラムの画像ファイルを生成します。ファイルの形式をメタファイル,BMP, GIF PNG, JPG, SVGから選択できます。

画像は、して強いたディレクトリにImagesという名前のディレクトリを作成し、その中に格納します。

スタイルシート

出力したXMLファイルに対して、XSLTを適用することができます。

XSLスタイルシートを適用する場合には、事前にモデルブラウザ内のリソースタブに対象のXSLTファイルを読み込む必要があります。

XMLを表示

生成したXMLファイルを表示します。

出力

出力を実行します。

閉じる

このダイアログを閉じます。

ヘルプ

ヘルプを表示します。

状況

出力の状況を表示します。

 

注意:

  • XMI 1.0の形式を指定した場合には、モデル内のいくつかの情報は欠落します。
  • セキュリティ(アクセス権)機能が有効の場合には、「XMIの出力」のアクセス権が必要です。
  • XML1.1の出力でData Type Definition (DTD)を出力するように指定した場合には、UML_EA.DTDファイルも出力先のディレクトリに出力されます。XMI出力先にUML_EA.DTDが存在しない場合でもエラーにはなりません。既に存在する場合には上書きしません。

 

 

参照: