XMLへの出力

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XMLへの出力

パッケージの内容をXMLファイルへ出力することができます。

 

これにより、モデル間での要素やダイアグラムの共有が可能になり、 分散環境での開発バージョン管理などができます。なお、Rasional Roseやその他のツール(XMI1.0 ~XMI2.5.1標準をサポートしているツール)へEnterprise Architectのモデル要素を出力する機能もサポートされています。

 

XML出力に関する制限については「XMIの制限」のページもご覧下さい。

 

 

利用手順:

モデルブラウザで対象のパッケージを選択し、以下のいずれかを実行

リボン

生成・入出力 > モデルの入出力 > 出力 > XMI形式で出力

キーボード

Ctrl + Alt + E

 

 

詳細:

項目

説明

パッケージ

対象のパッケージ名です。

必要に応じて、 ボタンを押して対象のパッケージを変更できます。

ファイル名

出力するXMLファイルの名前です。

出力形式

  • ’EA独自形式 XEA’ - 選択したパッケージの内容を、XEAファイルとして出力します。
  • 'EA独自形式 XML' - 選択したパッケージの内容を、EA独自形式のXMLファイルで出力します。
  • 'XMI 1.1' - 選択したパッケージを XMI 1.1で出力します。
  • 'XMI 2.1' - 選択したパッケージを XMI 2.1で出力します。

ベースラインの情報からマージファイルを生成

この項目は以下の条件を満たす場合に実行できます。

  • 「出力形式」がXMI 1.1であること
  • 対象のパッケージにベースライン情報が存在すること

 

[選択]ボタンを押すと、ベースラインを選択するダイアログが表示されますので、対象のベースラインを指定します。

XMIファイルの出力が完了すると、同じディレクトリにマージファイルが生成されます。ファイル名の末尾は、_Merge.xmlとなります。

このマージファイルは、出力したパッケージを他のプロジェクトにマージする場合に利用することができます。

整形して出力

このチェックボックスを選択すると、出力内容が構造化・整形されます。

'EA独自形式 XEA’形式ではこの設定は利用できません。

ユーザーのオプションの「XMLに関する設定」にある「整形して出力」の設定は、この項目の既定値を変更できます。

XMLを表示

生成したXMLファイルを表示します。

このボタンは'EA独自形式 XEA’を選択した場合には利用できません。

出力

出力を実行します。

閉じる

このダイアログを閉じます。

ヘルプ

ヘルプを表示します。

状況

出力の状況を表示します。

 

注意:

  • セキュリティ(アクセス権)機能が有効の場合には、「XMLへの出力」のアクセス権が必要です。
  • XMLファイルを出力する際に、ファイルに保存する前にXSLスタイルシートを適用し、HTMLなどの別の形式に変換することもできます。この機能を利用する場合には、事前にそのXSLスタイルシートを リソースタブに読み込んでおく必要があります。
  • オプションダイアログで、「出力時のログを出力する」設定にしている場合には、ログファイルが出力されます。
  • Enterprise Architect7.0以前で作成されたXMI 2.1形式のファイルは、バージョン7.1以降のEnterprise Architectでは正しく読み込むことはできません。
  • Enterprise Architect Version 15.0以降でエクスポートしたEA独自形式のXMLファイルは、Enterprise Architect Version 15.0以前のバージョンでは読み込めません。
  • Enterprise Architectのバージョン16.0以降でエクスポートしたEA独自形式のXEAファイルは、Enterprise Architectのバージョン16.0以前のバージョンでは読み込めません。XEAファイルは、Proクラウドサーバの利用時に既存のプロジェクトから一部の内容を移管するなど、運用的な目的での利用を想定した形式です。この形式でなければならない場合を除き、モデルの入出力には他の形式を利用してください。

 

 

参照: