プロジェクトの共有とチームでの開発

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プロジェクトの共有

Enterprise Architectは複数人数での設計開発を支援するさまざまな機能を搭載しています。ネットワークを利用したプロジェクトの共有の他、複製XMIファイルの入出力バージョン管理コントロールパッケージ・セキュリティ(アクセス権)などの機能があります。

プロジェクトの共有では、モデルをネットワークを通して利用する方法・複製・XMIの入出力・アクセス権などの機能を利用します。

 

項目

説明

分散開発

分散開発を行う場合には、以下の2つの方法があります。

 

DBMSサーバやネットワークの速度・同時利用の人数によっては、DBMSリポジトリを利用すると、ネットワーク経由でプロジェクトファイルを利用するよりも性能が改善する場合があります。

また、通信方式がプロジェクトファイルとは異なるため、ネットワークで利用する場合に発生する問題の回避に役立ったり、ネットワークが切断された際の堅牢性の改善にも役立ちます。

複製

複製は複数のプロジェクトファイル間でモデル情報を共有するためのシンプルな手段です。個々の利用者が、それぞれの変更点をデザインマスターと同期します。なお、複製の機能を利用する前にはプロジェクトのバックアップを作成してください。

複製の機能はQEA/EAPXファイルのみで利用できます。FEAPファイルやDBMSリポジトリでは利用できません。

XMIファイルの入出力

XMIファイルの入出力機能を利用すると、プロジェクトの情報をXML形式のテキストファイルとして別のプロジェクトに移動することができます。

コントロールパッケージはこのXMIファイルの入出力機能をより便利に使うための機能です。コントロールパッケージとして設定したパッケージのXMIファイルを一括で入出力できます。また、XMIファイルの内容を別のアプリケーションで管理・利用する場合にも便利です。

 

注意:

  • DBMSリポジトリのサポートとアクセス権管理はコーポレート版以上で利用可能です。
  • 複数人数に関する設計開発についてまとめたPDFドキュメントもあります。「ドキュメントライブラリ」 のページからご利用下さい。

 

 

参照: