BPEL 2.0のWebサービスの作成

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BPEL 2.0のWebサービスの作成

BPELはオーケストレーションの言語です。WSDL1.1を利用して公開されているサービスをオーケストレーションするために利用します。これらのサービスを統合し、さまざまな操作の実行を行います。

BPEL2.0はWSDL1.1の一方向通信か、要求-返信型のやりとりに対応します。Enterprise Architectでは、ビジネスプロセスやプール要素のためのWebサービス操作を定義することができます。これにより、同期あるいは非同期のやりとりをサポートします。

 

 

利用手順:

コンテキストメニュー

ビジネスプロセス要素やプール要素を右クリックし、 BPEL | Webサービスの作成

 

 

詳細:

項目

利用方法

操作

新規にWebサービス操作を作成するのか、あるいは既存のWSDLを利用するのかを選択します。

既存のWSDLを利用する場合には、EAに読み込みます。

種類

 

操作の種類を指定します。

  • 非同期
  • 同期

パートナーシップの詳細

 

Webサービスとビジネスプロセスの間のやりとりはBPELのパートナーリンクとしてモデリングされます。

このやりとりのために、次の情報が必要です。

項目

利用方法

名前

BPELパートナーリンクの名前です。

ロール

myRole (対象の操作がBPELプロセスのWebサービスに所属する)か partnerRole (対象の操作がプールに所属する) かを指定します。

Webサービス

新規にWebサービスを作成する場合には、以下の情報を指定します。

項目

利用方法

ポートタイプ

WSDL 1.1 ポートタイプ (インターフェース)の名前です。

操作

WSDL 1.1 ポートタイプ操作の名前です。

 

既存のWSDLのポートタイプ操作を指定する場合には、以下の情報を指定します。

項目

利用方法

WSDLパッケージ

EA内に読み込んだ、対象のWDSLパッケージです。

ポートタイプ

WSDL 1.1 ポートタイプ (インターフェース)の名前です。

操作

WSDL 1.1 ポートタイプ操作の名前です。

入力

 

既存のWSDLのポートタイプ操作を指定する場合には、以下の情報を指定します。

項目

利用方法

メッセージ名

WSDL 1.1 メッセージの名前です。

プロパティ

参照 () ボタンを押し、WSDL 1.1 のメッセージパート名とXSD型を指定します。

 

このタブの項目はWSDL1.1のメッセージを選択した際に、自動的に内容が設定されています。

出力

 

新規にWebサービスを作成する場合には、以下の情報を指定します。

項目

利用方法

メッセージ名

WSDL 1.1 メッセージの名前です。

プロパティ

参照 () ボタンを押し、WSDL 1.1 のメッセージパート名とXSD型を指定します。

 

このタブの項目はWSDL1.1のメッセージを選択した際に、自動的に内容が設定されています。

OK

 

OKボタンを押すと、入力した内容に従いWebサービス操作を作成します。

 

操作は、ビジネスプロセスあるいはプールと同名のパッケージに格納されます。このパッケージは、SupportingElementsパッケージ以下に作成されます。

キャンセル

編集内容を破棄してWebサービス操作の作成を中止します。

ヘルプ

ヘルプを表示します。

 

注意:

非同期の操作に対しては出力タブは利用できません。