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ビジネスモデリングは、組織内やシステムの振る舞いと情報の流れの両方が対象です。ビジネスの活動をモデリングするには、明確なイベント・入力・リソース・処理・出力を、関係するビジネスプロセスと関連づけて把握します。
Enterprise Architectでは、これらの目的に有用なさまざまな記法が利用できます。
項目 |
説明 |
要求 |
Enterprise Architectでは、要求項目を要求要素として表現し、設計項目とあわせて同じモデル内に定義することができます。簡易的な要求管理に利用できます。 |
ビジネスモデル(業務モデル) |
Enterprise Architectでは、ビジネスアクターなどのビジネスモデリング拡張を利用することができます。 |
ビジネスルール |
ビジネスルールのモデリングの機能は、ビジネスの制約や条件などを定義し、さらにクラス構造と処理フロー(アクティビティ図)を定義することで、処理フローの実装を含むソースコードを生成することができる機能です。 |
BPMN |
BPMN (Business Process Model and Notation)は、ビジネスプロセスのモデリングに特化したモデリング記法です。ビジネスプロセス(業務フロー)をシンプルに表現することができます。 |
BPEL |
BPEL (Business Process Execution Language)は、Webサービスとの相互作用を定義した、実行可能な言語です。 Enterprise Architectでは、BPMNで記述されたモデルから、BPELを自動生成することができます。 |
SPEM |
SPEM (Software and Systems Process Engineering Meta-model)は設計開発・ドキュメント・管理など、ソフトウェアの設計開発プロセスに関するさまざまな内容を表現するための記法です。 SPEM 2.0では、UMLのアクティビティ図やBPMNなどでモデリングしたプロセスなどの追加情報の提供が強化されています。 |
ArchiMate |
ArchiMateはIEEE 1471標準に基づいた、オープンスタンダードなエンタープライズアーキテクチャのモデリング言語です。ビジネスプロセス・組織構造・情報の流れ・ITシステム・技術的背景などを記述するための共通のモデリング言語です。 |
エリクソンペンカーの拡張 |
エリクソン・ペンカーのビジネスモデリング拡張は、UMLをベースにした、ビジネスモデリングのための拡張書式です。Enterprise Architectでは、この拡張期法に対応しています。 |