BPEL

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BPEL

ビジネスプロセス実行言語(Business Process Execution Language : BPEL)は、XML形式で表現され、他のシステムとのメッセージ交換を伴う実行可能なプロセスを指定するものです。メッセージのやりとりは、Webサービス記述言語(Web Services Description Language : WSDL)1.1を利用して送信メッセージと受信メッセージを記述します。

 

以下の文章は、WikipediaのBPELの内容を参考にした説明です。:

 

ビジネスプロセス実行言語(BPEL)は、Webサービスビジネスプロセス実行言語(WS-BPEL)の略で、Webサービスとの相互作用を指定するための実行可能言語です。ビジネスプロセス実行言語のプロセスは、多くの場合にはWebサービスインタフェースを使用して情報を入出力します。

 

Webサービスのインタラクションは、2つの方法で記述することができます

  1. 実行可能なビジネスプロセスとする場合は、ビジネスのやりとりの参加者の実際の行動をモデル化します。
  2. 抽象的なビジネスプロセスとする場合はは、実行されることを意図していない、部分的に指定されたプロセスです。抽象的なプロセスは、必要な具体的な操作の詳細を記載しないモデルになります。

 

 

Enterprise ArchitectでのBPEL

Enterprise Architectのユニファイド版およびアルティメット版では、実行可能なプロセスからBPEL2.0の生成をサポートしています。BPMN2.0プロファイルを利用して、BPELダイアグラムを簡単に作成することができます。WS-BPELには明確に定義された表記方法はありませんが、BPMNの表現を活用し、BPELのプロセスの記述に対応しています。BPMNがビジネスプロセスの表現のため記法であり、BPELはそれを実行可能なプロセスのためのXMLを生成する仕組みです。

 

注意:

  • Business Process Execution Language (BPEL)はユニファイド版およびアルティメット版で利用できます。
  • BPEL2.0を利用する場合には「BPMN 2.0」のMDGテクノロジーを有効にして下さい。

 

 

参照: