ブレークポイントのプロパティ

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ブレークポイントのプロパティ

ブレークポイントには、いつ停止するのか、停止したときに何が起きるのか、を設定できるいくつかのプロパティがあります。

 

このプロパティでは以下の内容を設定できます。

 

 

 

 

利用手順:

コードエディタ

  • 対象のブレークポイントを右クリック | プロパティ
  • 対象のブレークポイントをCtrl+クリック
  • 対象のブレークポイントが配置されている行を右クリック | ブレークポイント | プロパティ

ブレークポイントサブウィンドウ

  • 対象のブレークポイントを右クリック | プロパティ

 

 

詳細:

項目

利用方法

アクション

ブレークポイントの種類を指定します。

ブレークポイントが配置される行を指定します。

スタックの深さ

スタックの記録マーカーの場合に、記録するフレームの数を指定します。すべての内容を記録する場合には0を指定して下さい。

制約

ブレークポイントに制約を関連づけます。

ブレークポイントに到達したときに、制約を満たさない場合には、プログラムは継続実行することができます。

 

制約の指定:

  • 制約の指定では、ブレークポイントを実行時に有効なローカル変数などを利用することができます。以下はその例です。
  • m_strName="John"
  • m_strName=""
  • m_nCount > 0

 

  • 制約は、論理オペランドで複数指定することができます。
  • m_strName="John" AND m_nCount > 0

 

  • 配列やポインタを参照することもできます。
  • m_pNames[10]="John"

 

  • 括弧を利用して、複雑な条件を指定することもできます。
  • ((x > 0) AND (y > 0)) OR ((x < 0) AND (y < 0)) OR ((x = 0) AND (y = 0))

 

制約の指定方法については、「テストポイントエディタ」のページもご覧下さい。

トレース式

ブレークポイントに到達した際に、出力サブウィンドウに出力する内容を指定します。定義内容については、「トレースポイント」のページをご覧下さい。

アクションポイントマーカーの場合には、この欄が「アクション定義」に変わります。

 

 

参照: