Enterprise Architectはモデリングに関する機能だけでなく、ソースコードから生成される実行ファイルに対するデバッグ機能も搭載しています。ブレークポイントやステップ実行などの基本的な機能や、変数の値の参照・編集などの基本的な解析機能を搭載しています。Enterprise Architectのデバッグ機能は、デバッグそのものの目的だけでなく、デバッグした結果からシーケンス図を自動生成する目的でも利用します。
特徴
- 対応環境
- C++, C, Visual Basic
- Microsoft .NET, ASP.NET WCF
- Java (JDWPあるいはJVMITを利用)
- Android (エミュレータあるいは実機)
- Javascript, VBScript, JScript
- PHP (Apacheサーバ上)
- リモートでのLinux GDBデバッグ
- 独立した動作
デバッグ機能の実行時は、Enterprise Architectのプロセスとは独立して動作します。 - 効率性
デバッガの起動と停止は、迅速に行えます。邪魔になることはありません。応答性の高いUIであるように設計されており、メインスレッドは、関係がない処理から切り離され実行されます。 - 生産性
組織全体で共有されているモデルのコード変更の追跡、最近のコード変更のプロファイリングまで、すべてが1つのツールで実現します。
注意: |
Java言語の場合でも、OracleのWeblogicサーバ環境ではシーケンス図の自動生成機能は利用できません。 |