ワークフロースクリプトの関数

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ワークフロースクリプトの関数

注意:

バージョン15.0からは、スクリプト以外のアドインについても、 EA_Connectイベントで対応することで、ワークフローの処理を実装できるようになりました。そのため、このページの内容は過去のバージョンとの互換性のために残し、今後の機能追加・変更は行いません。

 

ワークフロースクリプトはEnterprise Architectのワークフローエンジンによって実行され、ユーザーからの入力・操作に対する処理を行うことができます。スクリプトはスクリプトサブウィンドウを利用して記述します。言語はVBScriptのみとなります。種類が「ワークフロー」のスクリプトグループの中で作成・編集できます。

 

 

利用手順:

リボン

アドイン・拡張 > ツール > スクリプト

 

 

ワークフロー関数とデータ構造

項目

説明

スクリプトの実装

モデルが起動されると、ワークフローエンジンは現在のユーザーとグループの権限で初期化されま す。

選択されたイベントが発生すると、スクリプトエンジンは、作者名・アクセス権・要素名・バージョンの詳細を含む値で初期化されます。

ワークフロースクリプトは、変更管理・アクセス制御・モデル検証を管理するルールを実装します。ユーザーがポリシーに違反して変更を加えようとすると、スクリプトは更新を拒否します。

ユーザーには、検証に失敗した理由が通知され、アクティビティが記録されます。

このような通知により、モデルが定義されたポリシーに従うようになり、誤りが減少し、管理者に貴重なプロジェクトフィードバックが提供されます。

ユーザー入力を制御するための関数

Enterprise Architectがユーザー入力を制御するために呼び出す関数です。

それぞれの関数では、Enterprise Architectが処理を制御するための情報を設定する必要があります。

検索を定義する関数

ユーザータスクを検索するために呼び出す関数です。

Enterprise Architectが設定するオブジェクト

Enterprise Architectが値を設定するデータオブジェクトです。

設定可能なデータ

内容を設定可能なデータ構造です。

その他の利用可能な関数

Enterprise Architectが提供する、呼び出し可能な関数です。

 

注意:

  • スクリプトサブウィンドウ内のワークフロースクリプトを変更した場合には、サブウィンドウのツールバーのスクリプトの一覧を更新ボタンを押すことで、スクリプトの変更を反映することができます。
  • ワークフロースクリプトはコーポレート版以上のエディションで利用できます。
  • ワークフロースクリプトはセキュリティ(アクセス権)機能が有効になっていることが必要です。
  • ワークフロースクリプトの作成や管理にはワークフローの管理のアクセス権が必要です。

 

 

参照: