スクリプトグループのプロパティ

スクリプトを定義する場合には、そのスクリプトをどのような場面・目的に利用するのかを決める必要があります。この場面・目的を決めるのは、スクリプトグループで行います。例えば、モデルブラウザ内で右クリックした場合に実行するスクリプトを定義したい場合には、その目的で利用できるスクリプトグループ内に、新規にスクリプトを追加しなければなりません。スクリプトグループは、スクリプトサブウィンドウ内のツールバーの一番左のボタンから作成できます。また、作成済みのものについて内容を編集することもできます。

利用手順:

リボン	アドイン・拡張 > ツール > スクリプト > スクリプトグループを右クリック \| グループのプロパティ

スクリプトグループのプロパティ

項目	説明
名前	グループの名前です。なお、名前の下にはグループを一意に示すためのGUIDが自動的に表示されます。
グループのGUID	(編集不可) 自動的に割り当てられる、グループを識別するためのIDです。
保存位置	(編集不可) スクリプトが保存される位置を示します。「リポジトリ」はプロジェクトに保存されていることを、「テクノロジー」はMDGテクノロジーで定義されていることを示します。
種類	グループが含むスクリプトの種類です。次のいずれかから選択します。通常 - 通常のスクリプトです。モデルブラウザ - モデルブラウザのスクリプトコンテキストメニューから実行可能なスクリプトです。ワークフロー - Enterprise Architectのワークフローエンジンで実行されるスクリプトです。この種類では、VBScriptのみ選択可能です。検索 - モデル検索で実行可能なスクリプトです。このスクリプトは、検索ルール指定時のルール一覧に表示され、呼び出し可能です。ダイアグラム - ダイアグラムのコンテキストメニューから呼び出し可能なスクリプトです。モデル内の検索 - 検索を実行した結果の一覧から呼び出すことができるスクリプトです。フィルタ - ダイアグラムフィルタ機能から呼び出すことができるスクリプトです。要素 - 要素のみに対して実行できるスクリプトを格納します。モデルブラウザ・ダイアグラム・検索結果・要素一覧・パッケージブラウザ・ガントチャートの要素の右クリックで呼び出せます。パッケージ - パッケージのみに対して実行できるスクリプトを格納します。モデルブラウザのパッケージの右クリックで呼び出せます。ダイアグラムのコンテキスト - ダイアグラムのみに対して実行できるスクリプトを格納します。モデルブラウザ・ダイアグラムの背景の右クリックで呼び出せます。接続 - 接続のみに対して実行できるスクリプトを格納します。ダイアグラム内の接続の右クリックで呼び出せます。
ノート	必要に応じてグループの説明を入力します。

参照:

スクリプトタブ