ダイアグラムのコンテキストメニュー

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ダイアグラムのコンテキストメニュー

ダイアグラムが表示されている状態で、そのダイアグラムの背景を右クリックすると、ダイアグラムのコンテキストメニューが表示されます。

ダイアグラムの種類によっては、以下の表の全ての項目が表示されない場合があります。

 

 

利用手順:

コンテキストメニュー

ダイアグラムの背景を右クリック

 

 

ダイアグラムのコンテキストメニューから呼び出すことのできる機能は以下の通りです。

メニュー

説明

スクリプト

アドイン・拡張

ダイアグラムに対して、追加機能を実行します。

  • スクリプト - ダイアグラムに対して適用できるスクリプトを実行します。(ダイアグラムに対して適用できるスクリプトがない場合には、スクリプトの項目は表示されません。)
  • アドイン・拡張 - MDGテクノロジーやアドインで定義される追加機能を呼び出します。(該当する機能がない場合には、アドイン・拡張の項目は表示されません。)

設計支援

この項目からは、ディスカッションやレビューなど、設計支援に関する機能を呼び出すことができます。セキュリティ機能が有効になっている場合には、表示される項目が増えます。

(参考:自動で再読込)

表示形式の切り替え

ダイアグラムで作成した内容をさまざまな形式で表示します。

  • 一覧 - 図内の要素を一覧で表示します。
  • ダイアグラム - 通常の、図としての表示形式です。
  • ガントチャート - 図内の要素に紐付く担当者の割り当て情報をガントチャート形式で表示します。
  • 仕様ビュー - 図内の要素のノートなどを一覧で表示・編集します。
  • マトリックスビュー - 図内の要素間の関係をマトリックス形式で表示します。
  • 設計支援ビュー - 設計支援に関する項目を表形式で表示します。
  • ノートビュー - この項目を選択すると、ダイアグラムの右半分に、仕様ビューと同様の一覧が表示されます。ダイアグラム内の要素の選択と連動しますので、複数の要素のノートの内容を図と表で確認する場合に便利です。

プロパティ

ダイアグラムのプロパティダイアログを表示します。

ダイアグラム内の表示に関する設定の他、ドキュメント生成に関する設定項目も含まれます。

いくつかの設定は、プロパティサブウィンドウから行うこともできます。

ダイアグラムの評価

BPEL図の場合に利用できます。ダイアグラムの内容を評価し、問題がないかどうか確認します。

確認した結果は、出力サブウィンドウに表示されます。

挿入

ダイアグラム内に要素を追加します。

  • 既存の要素 - モデルブラウザに定義済みの要素を選択し、ダイアグラムに配置します。
  • 外部ファイルを取り込んで配置 - Windowsのファイルを指定し、そのファイルをプロジェクトに取り込んで成果物要素として配置します。ダブルクリックでファイルの内容を表示できます。
  • 外部ファイルへのリンク要素を配置 - Windowsのファイルを指定し、そのファイルへのリンク要素を配置します。
  • ツールボックスの表示 - 要素を新規に追加するためのツールボックスを表示します。

ダイアグラムのコピー

別の位置にダイアグラムをコピーするために、選択したダイアグラムをコピーします。

貼り付け

下の「貼り付けサブメニュー」をご覧ください。

ダイアグラムフレームの非表示

ダイアグラムフレームの表示

この項目を実行すると、ダイアグラムフレームの表示・非表示を切り替えることができます。

この項目は、以下の図でのみ利用できます。

  • SysMLのダイアグラム
  • UMLのステートマシン図

ダイアグラム内の要素は、表示されるフレーム内に配置されます。フレーム名は、ダイアグラムを保持する要素あるいはパッケージの名前を元にして設定されます。表示したフレームを非表示にすることもできます。

 

SysMLのダイアグラムでは、以下のような動作になります。

  • 要素の位置に応じて自動的に大きさが変わります。フレームが選択不可の場合には、要素の移動の結果フレームの大きさを小さくできる場合には、自動的にサイズを縮小します。

 

バージョン14.0より前のバージョンのEnterprise Architectで作成したSysMLのダイアグラムをバージョン14.0(以降)で開く場合には、自動的にフレームが表示されます。その結果、要素の位置などに影響を与える場合があります。

(参考:子ダイアグラム)

相互作用パラメータ

シーケンス図の場合に利用できます。 シーケンス図を相互作用として利用する場合の、引数や戻り値の情報を設定します。

実行仕様を非表示

シーケンス図の場合に利用できます。 ライフラインからでる点線に表示される実行仕様(活性区間・アクティベーション)を非表示にします。

(参考:ライフラインの実行仕様)

上部の余白の設定

シーケンス図の場合に利用できます。 ダイアグラムの最上部から、ライフラインの要素が配置される位置までの間隔を30から250の間で設定できます。

メッセージの並び替え

コミュニケーション図の場合に利用できます。 ダイアグラム内のメッセージの順序を調整します。

付属要素の同期

SysMLの内部ブロック図の場合に利用できます。この項目を実行すると、ポートやパートプロパティなど、ブロックに付随する要素のうち、ダイアグラムに配置されていない要素をダイアグラム内に配置されます。また、関連などで他のブロックと関係がある場合に、その関係を示すパートプロパティ要素を自動的に作成し、配置します。

状態遷移表

ステートマシン図の場合に利用できます。 表示形式を以下のいずれかに変更することができます。

  • ステートマシン図
  • 状態遷移表 (状態 - 次の状態)
  • 状態遷移表 (状態 - トリガ)
  • 状態遷移表 (トリガ - 状態)

ブックマーク

要素に対して設定したブックマークを一括で表示・非表示させることができます。

  • ブックマークをすべて表示
  • ブックマークをすべて隠す

レーンとマトリックス

ダイアグラムの背景にレーンマトリックスを表示します。

ロードマップ

ダイアグラム内に時間軸を表示する、ロードマップ機能の有効・無効の設定や表示内容の設定を行います。

カンバン

ダイアグラムの背景にカンバンを表示します。

全てのチェック項目のクリア

ダイアグラム内に配置されているチェックリスト要素のチェックを外します。チェックリスト要素がある場合のみ実行できます。

(参考:チェックリストと監査チェックリスト)

レーン・プールの向き

BPMN2.0の図の場合に利用できます。レーンの配置を指定できます。

  • なし - 既定値です。他の図と同様の動作です。
  • 横方向 - プールおよびレーンの幅は、常にダイアグラム内の横幅と同じになります。要素を配置すると、自動的に横方向に拡大します。
  • 縦方向 - プールおよびレーンの高さは、常にダイアグラム内の高さと同じになります。要素を配置すると、自動的に縦方向に拡大します。

ダイアグラムのロック

ダイアグラムをロックします。

注意:

コーポレート版以上でセキュリティ(アクセス権)機能が有効である場合には、この機能は利用できません。代わりにモデル要素のロック機能が利用可能になります。

ダイアグラムの再読み込み

対象のダイアグラムの最新の内容をプロジェクトから読み込み直し、表示内容を更新します。

モデルブラウザ内の位置を表示

対象のダイアグラムの、モデルブラウザ内の位置を表示します。

シミュレーションの実行

ダイアグラムの内容に対してシミュレーションを実行します。

以下の3つのメニュー項目があります。

  • 自動実行 - シミュレーションの内容を自動実行します。 (コーポレート版以上で利用可能)
  • 手動実行 - シミュレーションを、動作を手動で指定する方式で実行します。
  • 動作解析の設定を利用 - 対象のダイアグラムで利用可能な動作解析の設定がある場合には、動作解析の設定を指定して実行することができます。

(参考:シミュレーションの概要振る舞いモデルのシミュレーション利用するための設定)

変更を保存 (Ctrl+S)

ダイアグラム内の変更を保存します。

ヘルプ

ヘルプを参照します。

 

注意:

ダイアグラムの種類や利用しているEnterprise Architectのエディションにより、表示される項目が変わります。

 

 

貼り付けサブメニュー

メニュー

説明

コピーした要素を配置

[Shift + Insert]

クリップボードにコピーされた要素を貼り付けします。

新規要素として配置

[Ctrl + Shift + V]

クリップボードの要素を新規要素として貼り付けます。コピー元とは異なる要素になりますので、要素の名前を変更しても、コピー元の要素には反映されません。

クリップボードの消去

クリップボードの内容を消去します。

クリップボードの画像

[Ctrl + Shift + Insert]

クリップボードの画像をダイアグラム内に貼り付けます。貼り付ける要素はサブジェクト要素になり、画像の情報はリファレンス情報になります。

画像要素

クリップボードの画像をダイアグラム内に貼り付けます。貼り付けた要素は、画像要素になります。画像の情報は要素自体に保存されます。

 

 

参照: