CVSの作業ディレクトリの動作確認

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CVSの作業ディレクトリの動作確認

注意:

CVSの利用は非推奨です。過去のバージョンとの互換性のために残されています。CVSを利用したバージョン管理は、サポートの対象外となります。

可能な限り、Subversionを利用することをお勧めします。

 

CVSの作業ディレクトリを作成した後は、Enterprise Architectから機能を正しく呼び出すことができるかどうかを確認する必要があります。

具体的には、CVSのリポジトリに対してファイルの追加と変更のコミットが行える必要があります。また、管理対象のファイルに対して、編集者の情報を取得したり、編集者として登録したりすることができる必要もあります。

 

 

手順:

#

操作方法

1

Windowsのコマンドプロンプトを開きます。

2

カレントディレクトリを、作業ディレクトリの位置に移動します。その後、cvsのチェックアウトコマンドを実行します。

 

例:

C:\> cd myCVSWorkSpace

3

テストのためのファイルを作成します。

:

C:\> echo CVS Test > Test.txt

4

以下のコマンドが正常に動作するかどうかを確認します。

 

  • cvs add Test.txt
  • cvs commit -m"Commit comment" Test.txt
  • cvs update Test.txt
  • cvs edit Test.txt
  • cvs editors Test.txt

 

これらのコマンドの全てが、エラーが表示されることなく、またパスワードなどが求められることなく、完了しなければなりません。

editorsコマンドでは、以下のような情報が表示される必要があります。

 

Test1.txt myUserID Tue Aug 9 10:08:43 2009 GMT myComputer

C:\myCVSWorkSpace\module

5

上記の出力結果で、ファイル名の次に表示されているユーザーIDを確認してください。

Enterprise Architectでは、このユーザーIDの情報を利用して、バージョン管理の処理が正常に動作するかどうかを確認します。

 

注意:

上記のコマンドを実行する際には、ユーザー名・パスワードを入力するプロンプトが表示されることなく実行されるように設定する必要があります。