バージョン管理ツールの初期設定

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バージョン管理ツールの初期設定

Enterprise Architectのバージョン管理機能は、外部のバージョン管理ツールを内部から動作させる形で、機能を実現しています。バージョン管理ツールをインストールして初期設定を行うことで、Enterprise Architectからそのツールを呼び出してバージョン管理機能を利用することができます。

 

一般的には、バージョン管理ツールは以下のような構成になっています。

 

Enterprise ArchitectはSubversion・CVSおよびTFSでは、内部でコマンドラインのクライアントを呼び出しています。SCCの場合には、Microsoft SCCインターフェイスの仕様に定義されているAPIを利用しています。

 

 

ガイド:

項目

説明

バージョン管理サーバ

 

サーバ側のコンポーネントでは、リポジトリに複数のバージョン(リビジョン)を保存管理します。

 

サーバ側のコンポーネントは、通常はサーバマシン上に配置されます。このサーバは、バージョン管理機能を利用するすべてのユーザーが参照可能である必要があります。

サーバの設定

 

バージョン管理サーバの設定には、通常は以下のような項目が含まれます。

  • ソフトウェアのインストール
  • リポジトリの作成
  • バージョン管理プロジェクトの定義
  • 利用者のIDとパスワードの追加

 

これらの作業の詳細は、バージョン管理サーバのドキュメントなどをご覧ください。このヘルプでは、詳細は扱いません。

バージョン管理クライアント

バージョン管理ツールのクライアント側では、バージョン管理されているファイルのローカルコピーを管理します。また、サーバに対してファイルの取得や更新(コミット)を行います。

 

バージョン管理ツールのクライアントは、バージョン管理機能を利用するすべてのユーザーがインストールしなければなりません。

クライアントの設定

バージョン管理クライアントの設定には、通常は以下のような項目が含まれます。

 

  • ソフトウェアのインストール
  • ローカルの作業コピーを保存するためのディレクトリの作成
  • バージョン管理サーバへのログイン
  • 作成したディレクトリと、バージョン管理のプロジェクトの関連づけ

 

これらの作業の詳細は、バージョン管理クライアントのドキュメントなどをご覧ください。このヘルプでは、詳細は扱いません。

 

 

注意:

バージョン管理ツールのクライアントは、Enterprise Architectをインストールし利用している個々のマシンに設定が必要です。

 

 

参照: