CVSを利用するための環境の構築

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CVSを利用するための環境の構築

注意:

CVSの利用は非推奨です。過去のバージョンとの互換性のために残されています。CVSを利用したバージョン管理は、サポートの対象外となります。

可能な限り、Subversionを利用することをお勧めします。

 

CVSを利用してバージョン管理を行う場合には、CVSで管理されているファイルのローカルコピーを保存するための作業ディレクトリを作成し、そのディレクトリを参照するようにEnterprise Architectのバージョン管理の設定を行う必要があります。

 

 

手順:

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操作方法

1

CVSで管理する情報を格納するリポジトリをサーバ側に作成します。サーバの管理者ではない場合には、サーバの管理者に確認してください。

サーバの管理者から、CVSのユーザー名とパスワードを入手してください。

2

CVSの作業コピーを格納するためのディレクトリを作成します。

3

Windowsのコマンドプロンプトを開き、CVSの作業ディレクトリを作成する位置にカレントディレクトリを移動します。

 

例:

C:\> mkdir myCVSWorkSpace

C:\> cd myCVSWorkSpace

4

CVSリポジトリにログインします。

 

例:

C:\myCVSWorkSpace> cvs -d:pserver:myUserID@ServerName:/reposPath login

 

上記の例で、myUserIDを自分のユーザー名に、ServerNameをCVSのサーバ名に、reposPathをリポジトリ内のパスに置き換えて実行してください。

パスワードの入力が必要になります。

5

パスワードを入力します。

これで、CVSサーバにログインできました。

6

作業ディレクトリの内容をローカルマシンに作成するために、チェックアウトを実行します。

 

例:

C:\myCVSWorkSpace> cvs -d:pserver:myUserID@ServerName:/reposPath

checkout moduleName

(moduleNameはチェックアウト対象のモジュール名です。)

 

現在の作業ディレクトリに、チェックアウト対象のモジュール名と同じ名前のサブディレクトリが作成されます。

モジュールに含まれるファイルがある場合には、そのファイルが作業ディレクトリ内にダウンロードされます。

7

事前準備が完了しましたので、動作確認を行います。