アクション要素の振る舞いの利用

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アクション要素の振る舞いの利用

アクティビティ図のシミュレーションにおいて、アクション要素の種類を指定することで、シミュレーション時の振る舞いを変えることができます。具体的には、次の表にあるような種類を指定することができます。

 

項目

参照

オブジェクトアクション

オブジェクトアクションは、オブジェクトの生成破棄や利用など、クラスのインスタンスとしてのオブジェクトを利用することができます。

 

具体的な種類:

  • CreateObject
  • DestroyObject
  • Read Self

変数アクション

変数アクションは、実行時のオブジェクトの名前を値として指定したタグ付き値の内容を元に、変数と関連したアクションを実行することができます。

変数として、オブジェクトインスタンスだけでなく、オブジェクトの属性やポートなどを参照することもできます。

 

具体的な種類:

  • ReadVariable
  • WriteVariable
  • ClearVariable
  • AddVariableValue
  • RemoveVariable

構造特性アクション

構造特性アクションはアクティビティ要素やオブジェクトの分類子に対して操作することができます。

 

具体的な種類:

  • ReadStructuralFeature
  • WriteStructuralFeature
  • ClearStructuralFeature
  • AddStructuralFeatureValue
  • RemoveStructuralFeatureValue

呼び出しとイベント受信アクション

呼び出しイベント受信アクションは、イベントのトリガやシグナルを定義することができます。

 

具体的な種類:

  • SendSignal
  • BroadcastSignal
  • AcceptEvent
  • SendObject
  • CallBehavior
  • CallOperation
  • AcceptCall

(参考:アクション要素の振る舞いの利用)

その他のアクション

ValueSpecificationActionは、値を評価することができます。入力値のほかに、その値を評価するための式を振る舞いあるいは効果として指定する必要があります。

 

 

参照: