モデルブラウザ

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モデルブラウザ

モデルブラウザはEnterprise Architectのプロジェクトを探索するためのサブウィンドウです。ここには、パッケージ・ダイアグラム・要素・要素の属性と操作が階層構造で格納されています。モデルブラウザの主な目的はモデル内の探索と参照です。パッケージを探索し、内容を参照したいダイアグラムを開きます。

 

ヒント:

モデルブラウザは、バージョン14.1までの「プロジェクトブラウザ」です。バージョン15.0で名称を変更しました。

 

 

その他、以下のような目的で利用します。

 

 

モデルブラウザ内の項目の上で右クリックすることにより、コンテキストメニューを呼び出して機能を実行することもできます。例えば、新しいパッケージの追加やダイアグラムの作成・項目の名前の変更・ドキュメントの作成・モデル要素の削除などが可能です。

 

「モデル」のタブからは、プロジェクト内の全てのパッケージ・ダイアグラム・要素をパッケージの階層として参照できます。

 

 

また、パッケージ・ダイアグラムについて、以下の2つのタブを活用することで内容を絞り込んで表示することができます。

 

リソースタブでは、プロジェクトが保持するドキュメント生成テンプレート・MDGテクノロジー・関係マトリックスプロファイル・XSLTスタイルシート・UMLプロファイル・パターンなどが表示され、選択して適用できます。詳細は、「リソースタブ」の説明をご覧ください。

 

これらの4つのタブは、必要に応じて非表示にすることもできます。「タブの表示切り替え」のページをご覧ください。

 

モデルと選択パッケージのタブからは、パッケージを「お気に入り」に追加し、簡単に呼び出すことができます。

 

 

利用手順:  

リボン

ホーム > 画面 > 設計 > 参照

キーボード

  • Ctrl + 1
  • Alt + 1 : 参照

 

 

便利な操作:

モデルブラウザを利用して作業を行っている場合に、簡単に親要素に移動したり、開いている内容を閉じたりすることができます。

 

手順:

親要素にカーソルを移動する手順は次の通りです。

#

操作方法

1

モデルブラウザ内の要素を選択します。

2

[←]キーを押すと、選択している親要素にカーソルが移動します。

3

もう一度押すと、今まで表示されていた子要素の内容を閉じます。

この操作を繰り返し実行すると、さらに上位の内容で閉じることができます。繰り返すことで、最終的にはモデルルートまで閉じることができます。

 

 

ツールボックスから要素を直接追加する

ツールボックス内の要素は、ダイアグラムに配置して要素を作成する方法の他、モデルブラウザにドロップすることでも要素を作成できます。操作方法は次の通りです。

 

 

ノートなどの、モデルブラウザに表示されない要素はこの方法では作成できません。

 

また、子要素にできない要素を子要素に使用とした場合にはエラーメッセージが表示されます。

 

 

名前の変更

モデルブラウザに表示されているパッケージやダイアグラム・要素の名前を変更するには、対象の項目を選択した状態でF2キーを押してください。

 

 

マウスでの操作

ツールバー・コンテキストメニュー・ショートカットキーを使って、モデルブラウザの内容に対して機能を実行することができます。これらの操作については、それぞれのトピックで説明します。以下の表は、項目上でマウスのボタンをクリックした場合の結果と、Ctrlキーを押しながらクリックした場合の結果を示しています。

 

項目

説明

左クリック

  • 項目名の左側に表示される、展開ボタンや折りたたみボタンをクリックすると、表示内容を展開あるいは折りたたむことができます。下位階層に項目がない場合にはこれらのボタンは表示されません。
  • 項目をクリックすると、その項目が選択状態となります。プロパティサブウィンドウなど選択した項目に連動するサブウィンドウでは、選択した項目の情報が表示されます。
  • Ctrlキーを押しながら項目をクリックすると、項目の複数選択が可能になります。ただし、異なるパッケージの項目を複数選択することはできません。

 

なお、ノート要素などダイアグラムに固有の要素につきましては、仕様ビューなどサブウィンドウの種類によっては選択しても表示内容には変化はありません。

右クリック

右クリックすると、マウスカーソルの下の項目が選択状態となり、その項目に関連するコンテキストメニューが表示されます。

左ダブルクリック

  • 項目をダブルクリックすると、その項目が選択状態となります。プロパティサブウィンドウなど選択した項目に連動するサブウィンドウでは、選択した項目の情報が表示されます。さらに、要素の種類に応じた動作が実行されます。
    ただし、下位階層がある項目の場合でアドインなどでこのダブルクリックに対応していない場合には、展開ボタンあるいは折りたたみボタンと同じ動作になります。
  • Ctrlキーを押しながら項目をダブルクリックすると、その項目が選択状態となります。プロパティサブウィンドウなど選択した項目に連動するサブウィンドウでは、選択した項目の情報が表示されます。さらに、要素の種類に応じた動作が実行されます。
    ただし、下位階層がある項目の場合でアドインなどでこのダブルクリックに対応していない場合には、プロパティダイアログを表示します。

 

 

参照: