テキストエディタで設定

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テキストエディタで設定

WebEAの設定は、インストールディレクトリ内の「includes」ディレクトリに格納されている 'webea_config.ini' ファイルで指定します。

 

例: C:\xampp\htdocs\webea\includes\webea_config.ini

 

この設定ファイルの形式はテキストファイルです。ファイルの内容は角括弧で囲まれたセクションヘッダと、そのヘッダに続いてそれぞれの行で指定される具体的な設定内容で構成されています。

  {オプション名} = "{オプションの値}"

 

注意:

  • オプションの値は二重引用符で囲む必要があります。
  • 設定ファイル中にコメントを記載する場合には、セミコロンを利用します。
  • 既定の 'webea_config.ini' ファイルには、設定例となるサンプルが含まれています。

 

 

利用可能なオプションの数について

WebEAでは非常に多くのオプションを提供しています。これにより、利用者ごとに柔軟な設定を行うことができるようになっています。

数多くのオプションを効率的に把握・利用できるようにするために、それぞれのオプション名にはプレフィックス(接頭辞)がつけられています。プレフィックスで、そのオプションの対象を把握できるようになっています。

 

 

プロジェクトの一覧

設定ファイル内の最初のセクションは  '[model_list]' です。このセクションではログインページに表示されるプロジェクトの一覧を定義することができます。表示できる数の上限はありませんが、10個を超える場合にはスクロールバーが表示されるようになっています。

 

設定するプロジェクト名には、実際のデータベースの名称やサーバ名などを含める必要はありませんので、自由に名前を設定することができます。

 

例:

 [model_list]

 model1 = "Model One (no updates)"

 model2 = "Model One with discussions"

 model3 = "Model Two with user login"

 model4 = "Model Three with all options"

 model5 = "Sparx Systems Sample Model"

 

順序: 指定した数字で、ログインページに表示されるプロジェクトの順序を制御できます。model_listで定義された内容は、ログインページに指定された内容のままで表示されます。

 

順序の指定は、modelの後ろに続く数値で行います。連番でなくても構いません。以下は指定例です。

 

    [model_list]

    model5 = "Model One (no updates)"

    model1 = "Model One with discussions"

    model21 = "Model Two with user login"

    model32 = "Model Three with all options"

    model4 = "Sparx Systems Sample Model"

 

一度番号を指定したら、そのまま同じ番号を利用し続けることをお勧めします。この番号は、ページなどのURLにも利用されるため、そのURLが継続して利用できることが保証されるからです。

 

 

プロジェクトに関するオプション

'[model_list]' セクションで定義した内容のそれぞれについて、  '[modelX : settings]' のセクションが必要です。このセクションで設定する内容は、対応するプロジェクトに対してのみ適用されるオプションとなります。

 

例:

 [model1 : settings]

 sscs_protocol = "http"

 sscs_server = "localhost"

 sscs_port = "80"

 sscs_db_alias = "model1"

 auth_code = ""

 login_prompt = "false"

 default_diagram = ""

 show_discuss = "false"

 

 

プロジェクトへの接続情報

最も重要な設定は、sscs_('Sparx Systems Cloud Server'の略)の接頭辞を持つ接続関連の設定です。この設定グループは、WebEAがProクラウドサーバとどのように接続し、データ取得のために通信するかを定義します。

WebEAとProクラウドサーバ間の通信はすべてPHPのcURLライブラリを介して行われるため、接続設定の一部はcURLオプションに直接関係します。

項目

説明

sscs_protocol

Proクラウドサーバに接続するためのプロトコルを指定します。

 

指定可能な値: "http" ・ "https"

既定値: "http"

例: sscs_protocol = "http"

 

https を利用するためには、sscs_use_ssl の値がtrueである必要があります。また、自己署名した証明書を利用する場合には、sscs_enforce_certs をfalseに指定する必要があります。

(参考:ポート定義の追加)

sscs_port

通信のために利用するTCPポートを指定します。Proクラウドサーバ側で指定したポート番号と一致しなければなりません。IISを利用している場合には、IISが利用するポートを指定します。

 

既定値: "80"

例: sscs_port = "1804"

(参考:Proクラウドサーバの設定)

sscs_server

Proクラウドサーバが動作するサーバ名あるいはIPアドレスを指定します。

 

既定値: localhost

例: sscs_server = "sparxpublic.com"   or  sscs_server = "197.168.0.10"

sscs_use_ssl

WebEA  3.01.23.1690 (Pro Cloud Server 3.0.23) 以降ではこの設定は利用できなくなりました。この設定の代わりに、プロトコルの情報を見て自動的に判断するようになりました。

それ以前のバージョンでは、SSLで通信するかどうかを指定します。SSLを利用する場合、プロトロルは "https" でなければなりません。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "true"

例: sscs_user_ssl = "false"

sscs_db_alias

Proクラウドサーバでのプロジェクト名(データベースの別名)を指定します。Enterprise ArchitectからProクラウドサーバに直接接続する際に指定する文字列と同じです。

 

既定値: "ea"

例: sscs_db_alias = "RepositoryName"

sscs_enforce_certs

SSLで通信する場合に、cURLにおいて証明書が適切であるかどうかの確認を強制するかどうかを指定します。

注意:

自己署名した証明書を利用する場合には、この設定をfalseに指定する必要があります。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "true"

例: sscs_enforce_certs = "false"

(参考:Proクラウドサーバの設定)

sscs_access_code

Proクラウドサーバでは、OSLCのアクセスコードを利用するように設定することができます。

 

その場合には、そのアクセスコードをこの設定に適用します。

 

例: sscs_access_code = "myoslcaccesscode"

sscs_model_user

Enterprise Architectのモデルでログインが必要な場合に、ログインユーザーのIDを指定します。

(参考:ユーザーの管理)

 

注意:

  • バージョン 2.1.22以降では、この設定を有効にするとログインの認証処理はすべて省略されます。Windows認証・OpenID認証も同様に行いません。
  • この設定を有効にすることは、読み取り専用のプロジェクトに対してのみ利用することをお勧めします。この設定が有効な場合には、モデルの編集時に誰が更新したのかを区別することができなくなります。

 

既定値:        

例: sscs_model_user = "webuser"

なお、読み取り専用のモデル以外でこの設定を利用することは推奨しません。WebEAでの全ての変更は、ここで設定したユーザーの変更として記録され、誰が変更したのか判別できなくなります。

sscs_model_pwd

プロジェクトでログインが必要な場合に、ログインユーザーのパスワードを指定します。

(参考:ユーザーの管理)

 

注意:

  • この設定を有効にするとログインの認証処理はすべて省略されます。Windows認証・OpenID認証も同様に行いません。
  • この設定を有効にすることは、読み取り専用のプロジェクトに対してのみ利用することをお勧めします。この設定が有効な場合には、モデルの編集時に誰が更新したのかを区別することができなくなります。

 

既定値:

例: sscs_model_pwd = "pwdxxx"

 

 

プロジェクトに関する全般の設定

それぞれのプロジェクトについての動作や利用方法を決めるさまざまな設定項目です。

 

項目

説明

auth_code

WebEAから対象のプロジェクトを利用する際に必要となるアクセスコードを指定します。この設定が空文字列の場合、利用開始時にアクセスコードの入力が求められなくなります。

この設定は、ユーザー名・パスワードを入力する場合のみ利用し、Windows認証やOpenID認証の場合には利用しません。

この設定と、 set sscs_model_user の設定の両方を有効にすることもできます。この場合には、アクセスコードのみの入力が必要です。

 

指定可能な値: text

既定値:

例: auth_code = "JWG478"

login_prompt

この設定項目は、WebEAのバージョン 3.0.23.1690 (Proクラウドサーバ 3.0.23に付属) 以降は利用できません。

ユーザー名とパスワードの入力画面は、セキュリティ機能が有効になっているプロジェクトでのみ表示されます。

ユーザー名とパスワードはセキュリティ機能が有効になっている場合で、さらに sscs_model_user の設定がない場合に入力が必要です。

Windows認証が必要な場合には、自動的に認証を行います。

OpenID認証が必要な場合には、認証画面を自動的に表示します。

 

以前のバージョンのWebEAでの動作は以下の通りです。

WebEAからの利用時に、プロジェクトのセキュリティ機能で定義されているユーザー名・パスワードを入力する必要があるかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

例: login_prompt = "false"

 

注意:

この設定がfalseの場合にセキュリティ機能が有効になっているプロジェクトを利用するためには、sscs_model_userおよびsscs_model_pwdの設定が必要です。

login_allow_blank_pwd

'login_prompt' のオプションがtrueの場合に、空のパスワードを許容するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値:  "false"

例: login_allow_blank_pwd = "false"

auto_login_windows_auth

trueに設定すると、ログイン画面を表示せずに、Windows認証を利用してログインを試みます。認証に失敗した場合にはログイン画面を表示します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値:  "false"

例: auto_login_windows_auth = "true"

 

注意:

この設定は、プロジェクト側でセキュリティ機能が有効になっていて、Windows認証でのログインが有効になっている場合のみ設定が反映されます。

miniprops_navigates

trueに設定すると、遷移可能な要素をクリックすると、その遷移先に移動します。遷移可能な要素とは、ショートカット(リンク)およびナビゲーションパネルです。それ以外の要素の場合には、小さなプロパティパネルが表示されます。プロパティパネルが表示されていない場合には、この設定は動作に影響しません。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値:  "true"

例: miniprops_navigates = "false"

navigate_to_diagram

WebEA 3.01.23.1690 (Pro Cloud Server 3.0.23) 以降は、Enterprise Architectの動作と同様になるように動作が変わりました。この動作は、子ダイアグラムを持つ要素とパッケージに適用されます。

 

  • 子ダイアグラムを持つ要素 - ダイアグラム内の要素をクリックすると、子ダイアグラムを開きます。
  • パッケージ - パッケージ内にダイアグラムがある場合、最初のダイアグラムを開きます。パッケージ内にダイアグラムがない場合には、パッケージのプロパティを表示します。navigate_to_diagram が false に設定されている場合には、上記のいずれの場合もプロパティを表示します。

 

指定可能な値: true , false

既定値: true

例: composite_navigates = "false"

show_search

検索メニューを表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値:  "true"

例: show_search = "false"

(参考:表示内容)

show_watchlist

ウオッチリストメニューを表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値:  "true"

例: show_watchlist = "false"

(参考:表示内容)

recent_search_days

検索機能について、検索範囲となる日数を指定します。例えば7を設定した場合には、7日以内の要素が検索対象となります。

 

指定可能な値: 1以上の整数値

既定値:  "3"

例: recent_search_days = "10"

prop_sec_<section>_visible

プロパティのそれぞれの項目を表示するかどうかを設定します。

プロパティにはさまざまな内容が含まれますが、必要に応じて利用しない内容などを非表示にすることができます。

 

<section> は以下のいずれかの文字列になります。

  • location
  • instances
  • relationships
  • taggedvalues
  • testing
  • resourcealloc
  • attributes
  • operations
  • requirements
  • constraints
  • files
  • runstates
  • features
  • changes
  • documents
  • defects
  • issues
  • tasks
  • events
  • decisions
  • efforts
  • risks
  • metrics

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値:   "true"

例: prop_sec_testing_visible = "true"

prop_sec_<section>_expanded  

この設定は、 WebEA 3.0.23.1690 (Pro Cloud Server 3.0.23)以降では利用できません。該当の機能は削除されました。

以前のバージョンでは、プロパティのそれぞれの内容が、初期状態で展開されて表示されるかどうかを指定します。

プロパティビューには多数のセクションがあり、既定の状態で展開して表示することも可能です。プロジェクトごとに指定できます。

 

<section> は以下のいずれかの文字列になります。

  • info
  • location
  • instances
  • relationships
  • taggedvalues
  • testing
  • resourcealloc
  • attributes
  • operations
  • runstates
  • changes
  • defects
  • issues
  • tasks
  • events
  • decisions
  • efforts
  • risks
  • metrics

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値:   'info' と 'location' は true、それ以外はfalse

例: prop_sec_testing_expanded = "true"

default_diagram

モデルを開いた場合に自動的に表示されるダイアグラムをGUIDで指定します。設定がない場合や未定義の場合には、モデルルートをアイコンで表示します。GUIDの値は、WebEAで対象のモデルを開き、ダイアグラムのプロパティから参照することができます。

 

この設定が粉割れていない場合には、以下のいずれかの動作となります。

  • Enterprise Architectで設定されている、ユーザーごとの既定のダイアグラムを開く
  • Enterprise Architectで設定されている、プロジェクトの既定のダイアグラムを開く
  • モデルルートの情報を表示する

 

注意:

{ と } を含めた、GUID全体を指定してください。

 

例: default_diagram = "{C89E174A-19B0-47c7-B4A8-8A98071CD838}"

default_main_layout

既定の表示レイアウトを指定します。一覧形式・ノートビュー形式・アイコン形式を選択できます。

 

指定可能な値: "icon"  ・  "notes" ・  "list"

既定値:  "icon"

例: default_main_layout = "list"

object_order

ブラウザ および 要素の一覧での、要素などの表示順序を指定します。3つのルールがあり、いずれかを選択します。

 

  • "1" = アルファベット順 - 名前のアルファベット順(文字コード順)で並べます。
  • "2" = Enterprise Architectの順序を反映 - Enterprise Architect内で順序を変更している場合には、その順序で表示されます。
  • "3" = 種類別 - 要素の種類ごとに分類し、その上で上記の2および1のルールに従って並べます。

 

指定可能な値: 1, 2, 3

既定値:  "3"

例: object_order = "2"

 

このobject_orderの設定にかかわらず、表示される順序は、まずダイアグラム・次にパッケージ・その後に要素、となります。 object_order の設定は、それぞれの大分類ごとでの並び順となります。

favorites_as_home

trueに設定すると、WebEAの「ホーム」として表示する内容を、ユーザーの「お気に入り」のパッケージの一覧に変更します。WebEAで最初にページを開く場合の他、ホームボタンを押した場合にも適用されます。

 

また、ブラウザで上位のパッケージに移動するボタンも利用不可能となります。特定のパッケージ以下に限定したい場合に便利です。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値:  "true"

例: show_browser = "false"

 

注意:

  • trueに設定した場合には、default_diagram の設定は無視されます。
  • 「お気に入り」のパッケージは、Enterprise Architectからのみで設定可能です。
  • 「お気に入り」のパッケージが存在しない場合には、モデルルートあるいは既定のダイアグラムを表示します。

show_browser

ブラウザを表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値:  "true"

例: show_browser = "false"

 

注意:

  • WebEAの利用時に、 'Mobile' を選択してログインした場合には、この設定は無視され、ブラウザは表示されません。
  • この設定は、利用する画面の横幅の解像度にも影響を受けます。例えば、画面の横幅が狭い環境では、この設定は無視され、ブラウザは表示されません。

show_diagram_objs

ノートやテキスト要素など、ダイアグラムに固有の要素を表示するかどうかを指定します。表示する設定の場合、 [...] のノードの下にこれらの要素が表示されます。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値:  "false"

例: show_diagram_objs = "true"

show_propertiesview

プロパティビューを表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値:  "true"

例: show_propertiesview = "false"

 

注意:

  • WebEAの利用時に、 'Mobile' を選択してログインした場合には、この設定は無視され、ブラウザは表示されません。
  • この設定は、利用する画面の横幅の解像度にも影響を受けます。例えば、画面の横幅が狭い環境では、この設定は無視され、ブラウザは表示されません。

show_path_button

オブジェクトパスボタンの表示の有無を設定します。trueに設定するとWebEAのナビゲーションバーでこのボタンを利用できます。オブジェクトパスボタンは、現在のオブジェクトからモデルルートまでのパッケージとオブジェクトのリストを表示するために使用されます。

 

指定可能な値:  "true"  ・  "false"

既定値:  "true"

例: show_path_button = "false"

 

このオプションをfalseに設定し、さらに'favorites_as_home = "true" とすれば、WebEAでモデルの特定の範囲のみを表示させることができます。

show_breadcrumb

WebEAのナビゲーションバーに現在のオブジェクトへのフルパス(パンくずリスト)を表示するかどうかを指定します。falseに設定すると、ナビゲーションバーに現在のオブジェクト名が表示されます。

 

指定可能な値:  "true"  ・  "false"

既定値:  "true"

例: show_diagram_objs = "true"

 

 

設計支援に関する設定

項目

説明

show_comment

WebEAでコメント機能を利用するかどうかを指定します。trueを指定すると、コラボレーションビューのコメントタブから利用できるようになります。

コメントは、要素のプロパティビューからも利用できます。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

例: show_comments = "true"

show_chat

WebEAでチャット機能を利用するかどうかを指定します。trueを指定すると、コラボレーションビューのチャットタブから利用できるようになります。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

例: show_chat = "true"

 

注意:

チャット機能はプロジェクトでセキュリティ機能が有効になっている場合のみ利用できます。

chat_notify_sec

チャットメッセージが届いているかどうかの確認の間隔を秒単位で指定します。到着した場合にはWebEAのステータスバーに表示します。

 

既定値: 30

例: chat_notify_sec = "30"

 

注意:

チャット機能はプロジェクトでセキュリティ機能が有効になっている場合のみ利用できます。

show_mail

WebEAでモデルメッセージ機能を利用するかどうかを指定します。trueを指定すると、コラボレーションビューのメールタブから利用できるようになります。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

例: show_mail = "true"

 

注意:

モデルメッセージ機能はプロジェクトでセキュリティ機能が有効になっている場合のみ利用できます。

mail_days

モデルメッセージの一覧に、過去何日分のメッセージを表示するかを指定します。

 

既定値: 90

例: mail_days = "90"

 

注意:

この値を小さくすることで、初回表示時の速度を改善できます。

show_discuss

WebEAでディスカッションおよびレビュー機能を利用するかどうかを指定します。trueを指定すると、コラボレーションビューのそれぞれのタブから利用できるようになります。

ディスカッションおよびレビューは、要素のプロパティビューからも利用できます。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

例: show_discuss = "true"

add_discuss

WebEAで、パッケージや要素に対して新規にディスカッションを追加できるかどうかを指定します。show_discussの設定がfalseの場合、この設定は無視されます。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

例: add_discuss = "true"

participate_in_reviews

WebEAで、パッケージや要素に対してレビューに参加できるかどうかを指定します。show_discussおよびadd_discussの設定がfalseの場合、この設定は無視されます。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

例: participate_in_reviews = "false"

use_avatars

この設定をtrueにすると、ディスカッションの投稿にユーザーごとのアバター(画像)が表示されます。falseの場合は、ユーザーに依存せず共通の画像が表示されます。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "true"

例: use_avatars = "false"

 

 

プロジェクトの更新に関する設定

WebEAからの利用時に、プロジェクト内の要素の追加や編集の可否を決めるための設定です。

注意:

クラウドサーバ側の設定が「読み取り専用 (Read-only)になっている場合にはその設定が優先され、WebEAからは編集ができなくなります。

 

項目

説明

add_objects

WebEAからパッケージや要素を追加できるかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

例: add_objects = "true"

edit_object_notes

WebEAから要素のノートを編集できるかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

例: edit_object_notes = "true"

edit_object_tags

WebEAから要素のタグ付き値を編集できるかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

例: edit_object_tags = "true"

add_diagrams

WebEAからダイアグラムを追加できるかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

例: add_diagrams = "true"

add_objecttype_<type>

WebEAから追加可能なパッケージや要素の種類を指定します。

'add_objects' のオプションがfalseの場合には、このオプションは自動的にfalseになります。

 

<type> は以下のいずれかとなります。

  • package
  • review
  • actor
  • change
  • component
  • feature
  • issue
  • node
  • requirement
  • task
  • usecase

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

例: add_objecttype_actor = "true"

add_object_features

要素に関するさまざまな補足情報を追加できるかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

例: add_object_features = "true"

add_objectfeature_<type>

WebEAから追加可能な補足情報の種類を指定します。

'add_object_features' のオプションが false の場合には、このオプションは自動的に false になります。

 

<type> は以下のいずれかとなります。

  • tests
  • resources
  • features
  • changes
  • documents
  • defects
  • issues
  • tasks
  • risks

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

例: add_objectfeature_changes = "true"

edit_objectfeature_resources

要素に対して、担当者の割り当て(作業の割り当て)の編集ができるかどうかを指定します。

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

例: edit_objectfeature_resources = "true"

edit_objectfeature_tests

要素に対して、テスト項目の編集ができるかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

例: edit_objectfeature_tests = "true"

 

 

ウォッチリストに関する設定

ウォッチリストは、モデル内の指定した条件に合致する情報を効率的に見つけるための仕組みです。それぞれのユーザーごとにウォッチリストの設定内容を(一時的に)カスタマイズすることができます。

ウォッチリストに関するすべてのオプション項目には 'wl_' のプレフィックスがつきます。このオプションで、ウォッチリストの動作の既定値を決めることができます。この既定値をそれぞれのユーザーが上書きできます。

ユーザーごとにカスタマイズしたウォッチリストの定義は、WebEAではクッキーに保存しています。Webブラウザでクッキーが利用できない場合には、ユーザーごとのウォッチリストのカスタマイズ内容は保持できません。

 

項目

説明

cookie_retention

ユーザーごとにカスタマイズした内容を保持するクッキーの期限を指定します。数値の単位は「日」です。

 

指定可能な値: 正の整数値

既定値: "365"

例: cookie_retention = "180"

wl_period

ウォッチリストでの、探索する期間の既定値です。例えば10の場合には、過去10日間の内容が対象となります。

 

指定可能な値: 0または正の整数値

既定値: "0"

例: wl_period = "10"

wl_recent_discuss

ウォッチリストに、条件を満たすディスカッションを持つ要素の数を表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_recent_reviews

ウォッチリストに、追加・変更されたレビュー要素の数を表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_recent_diagram

ウォッチリストに、追加・変更されたダイアグラムの数を表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_recent_element

ウォッチリストに、追加・変更された要素の数を表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_resalloc_active

ウォッチリストに、追加・変更された担当者の割り当て(作業)の数を表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_resalloc_today

ウォッチリストに、今日が期限日の担当者の割り当て(作業)の数を表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_resalloc_overdue

ウォッチリストに、期限がすぎた担当者の割り当て(作業)の数を表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_test_recentpass

ウォッチリストに、成功したテスト項目の数を表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_test_recentfail

ウォッチリストに、失敗したテスト項目の数を表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_test_recentdefer

ウォッチリストに、保留したテスト項目の数を表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_test_recentnotchk

ウォッチリストに、未確認のテスト項目の数を表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_test_notrun

ウォッチリストに、未実施のテスト項目の数を表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_feature_verified

ウォッチリストに、確認済みのユーザー機能の数を表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_feature_requested

ウォッチリストに、期間内に要求されたユーザー機能の数を表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_feature_completed

ウォッチリストに、期間内に完了したユーザー機能の数を表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_feature_new

ウォッチリストに、期間内に新規追加されたユーザー機能の数を表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_feature_incomplete

ウォッチリストに、期間内に完了していないユーザー機能の数を表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_change_verified

ウォッチリストに、確認済みの変更点の数を表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_change_requested

ウォッチリストに、期間内に要求された変更点の数を表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_change_completed

ウォッチリストに、期間内に完了した変更点の数を表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_change_new

ウォッチリストに、新規追加された変更点の数を表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_change_incomplete

ウォッチリストに、未完了の変更点の数を表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_document_verified

ウォッチリストに、確認済みのドキュメントの数を表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_document_requested

ウォッチリストに、期間内に要求されたドキュメントの数を表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_document_completed

ウォッチリストに、期間内に完了したドキュメントの数を表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_document_new

ウォッチリストに、新規追加されたドキュメントの数を表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_document_incomplete

ウォッチリストに、期間内に完了していないドキュメントの数を表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_defect_verified

ウォッチリストに、確認済みのバグの数を表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_defect_requested

ウォッチリストに、期間内に要求されたバグの数を表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_defect_completed

ウォッチリストに、期間内に完了したバグの数を表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_defect_new

ウォッチリストに、新規追加されたバグの数を表示するかどうかを指定します

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_defect_incomplete

ウォッチリストに、未完了のバグの数を表示するかどうかを指定します

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false

wl_issue_verified

ウォッチリストに、確認済みの問題点の数を表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_issue_requested

ウォッチリストに、期間内に要求された問題点の数を表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_issue_completed

ウォッチリストに、期間内に完了した問題点の数を表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_issue_new

ウォッチリストに、新規追加された問題点の数を表示するかどうかを指定します

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_issue_incomplete

ウォッチリストに、未完了の問題点の数を表示するかどうかを指定します

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false

wl_task_verified

ウォッチリストに、確認済みのToDoの数を表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_task_requested

ウォッチリストに、期間内に報告されたToDoの数を表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_task_completed

ウォッチリストに、期間内に完了したToDoの数を表示するかどうかを指定します

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_task_new

ウォッチリストに、新規追加されたToDoの数を表示するかどうかを指定します

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_task_incomplete

ウォッチリストに、未完了のToDoの数を表示するかどうかを指定します

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_event_requested

ウォッチリストに、期間内に要求されたイベントの数を表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_event_high

ウォッチリストに、優先度が「高」のイベントの数を表示するかどうかを指定します

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_event_incomplete

ウォッチリストに、期間内に完了していないイベントの数を表示するかどうかを指定します

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_decision_verified

ウォッチリストに、確認済みの検討項目の数を表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_decision_requested

ウォッチリストに、期間内に要求された検討項目の数を表示するかどうかを指定します。

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_decison_completed

ウォッチリストに、期間内に完了した検討項目の数を表示するかどうかを指定します

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_decision_new

ウォッチリストに、新規追加された検討項目の数を表示するかどうかを指定します

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"

wl_decision_incomplete

ウォッチリストに、未完了の検討項目の数を表示するかどうかを指定します

 

指定可能な値: "true"  ・  "false"

既定値: "false"