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Enterprise Architectでは、バージョン管理されているパッケージのチェックアウトなどの状態をバージョン管理ツールの状態と同期する機能があります。プロジェクト内のそれぞれのパッケージで保持しているバージョン管理の情報は、状況によってはバージョン管理の状況と異なる情報が保存されている場合があります(例:複数のプロジェクトファイルを利用している場合や外部からバージョン管理ツールを操作した場合)。このような場合にこの機能を利用すると、正しい状態に戻すことができます。
対象のパッケージについて、バージョン管理ツールに最新の状態を問い合わせ、必要に応じてパッケージの状態を更新します。
利用手順:
| リボン | プロジェクト > バージョン管理 > 状態をすべて同期 (モデル内のすべてのパッケージが対象) | 
| コンテキストメニュー | 対象のパッケージを右クリック | パッケージの管理 | バージョン管理の状態を同期 (単一のパッケージのみが対象) | 
手順:
| # | 操作方法 | 
| 1 | 上記の利用手順に従って機能を呼び出します。それぞれのパッケージに対して、パッケージに対応するXMIファイルの情報をバージョン管理ツールに問い合わせます。必要に応じて、パッケージのバージョン管理状態を更新します。 
 結果は下記の例のように、状況がシステム出力サブウィンドウに表示されます。: 
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| 2 | 出力された項目をダブルクリックすると、モデルブラウザ内のパッケージの位置に移動できます。 この機能を実行すると、プロジェクトで保存されている情報とバージョン管理ツールが返す情報を比較し、正しい情報に更新するとともに変更内容をシステム出力サブウィンドウに表示します。 | 
| 注意: | 
| この機能を実行しても、次の処理は行われません。 
 もしパッケージがチェックアウトされている場合に、バージョン管理ツールから現状はコミットされているという通知があった場合には、チェックアウト後の変更内容を破棄して、バージョン管理されている最新の情報を取り直します。同時に、パッケージ自身をチェックアウト状態にします。 
 また、もしパッケージがチェックアウトされている場合で、Enterprise Architectのプロジェクト内では編集していなかった場合には、チェックアウト状態にしますが、バージョン管理ツールから最新の情報を取得し直すことはありません。 ただし、内容が最新かどうかの保証はありませんので、モデルの比較機能を利用してバージョン管理ツールが保持するモデルとの差分を確認後、コミットしてください。 | 
参照: