パラメータ(引数)の設定

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パラメータ(引数)の設定

プロパティダイアログのパラメータタブを利用すると、操作やアクティビティ・相互作用のパラメータ(引数)を簡単に定義できます。

コードの生成時には、このパラメータの一覧と同じ順番でパラメータが作成されます。必要に応じて、上下のボタンでパラメータの順序を変更してください。

 

 

利用手順:  

リボン

ホーム > 画面 > プロパティ > プロパティダイアログ

キーボード

  • Ctrl + 2
  • F10 > パラメータ

 

 

詳細:

最初の2つの項目は、画面内左側の一覧で、残りは一覧の右側にあるプロパティ一覧で設定します。

項目

説明

パラメータ

パラメータの名前です。

種類

パラメータのデータの型です。

ドロップダウンリストから以下の操作が可能です。

  • 要素に設定されているプログラム言語で定義されている型がリストに表示されますので、その中から型を選択します。
  • なしを選択することで、設定しないことも可能です。
  • 直接文字列を入力して設定することも可能です。この場合には、モデル内の他の要素との結びつけは行われません。
  • 「種類の選択」を押すことで、モデル内の分類子(クラスなど)から型を選択できます。

 

独自のプログラム言語と、その型を設定し、このリストから選択できるようにも設定できます。

以下の項目は、一覧の右にある表で設定します。

既定値

既定値がある場合には、設定します。

ステレオタイプ

パラメータのステレオタイプを指定します。 定義済みのステレオタイプを選択できます。複数のステレオタイプを指定できます。

別名

別名がある場合には、設定します。

方向

パラメータを関数に渡す方法を指定します。

  • in: 値渡し(By Value)
  • inout: 参照渡し(By Reference)
  • out: 参照渡し。ただし、返却値のみが意味を持つ場合です。
  • return: 戻り値を示します。通常は、戻り値は全般グループの戻り値の型で指定します。

固定値

パラメータが固定値(const)かどうかを指定します。

多重度

多重度ダイアログを利用して、多重度を設定します。この欄をクリックすると表示される()ボタンを押すと、設定できます。

 

以下の内容は、多重度を設定するダイアログの内容です。

  • 下限値 - コレクション内の要素の数の下限値です。
  • 上限値 - コレクション内の要素の数の下限値です。
  • 重複を許可 -重複が許可されている場合にはチェックを入れます。UMLのプロパティisUnique に対応します。チェックを入れた場合には、isUniqueが False の扱いになります。
  • 多重度に順序指定 - コレクションに順序がある場合にチェックをいれます。
  • OK - 変更内容を保存し、ダイアログを閉じます。

ノート

パラメータについての説明を記入します。

参照 ボタンを押し、パラメータについての説明を入力できます。このノートには書式設定は適用できません。

 

注意:

  • パラメータの順序を希望する順番に設定したい場合や並び順を初期化したい場合など、パラメータタブの一覧の背景あるいは特定のパラメータを選択してから右クリックすることで、コンテキストメニューが表示され、さまざまな操作ができます。
  • ダイアグラムごとに、ダイアグラム内での操作のパラメータの表示方法を調整できます。ダイアグラムの背景でダブルクリックすると表示されるプロパティダイアログから設定できます。既定値は、パラメータの型のみを表示する設定です。
  • そうさだけでなくパラメータにもタグ付き値を設定できます。

 

 

参照: