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データベースのビューとは、(複数の)データベースの一部(サブセット)であり、動的で仮想的なテーブルを利用するための仕組みです。複数のテーブルから構成することもできます。Enterprise Architectはビューの定義において、下記の宣言は必須ではありません。

 

    "Create View {viewName} As" statement

 

DDLの生成時には、上記の内容を必要に応じて自動的に追加します。これにより、もしビューに対応する要素の名前が変更されたとしても、宣言文の内容を変更する必要はありません。

 

以下のいずれかの方法デビューを作成できます。

 

 

ツールボックスのアイコン

 

 

ビューの作成

データベースのビューを作成するには、次の手順で行います。

 

データベースビルダーデビュー要素を追加する

#

操作方法

1

データベースビルダーを開きます。

2

対象のデータモデルを開きます。

3

ビューのパッケージを右クリックし、「新規にDBビューを追加」を選択します。

4

作成するビューの名前を入力します。

5

作成したビューをダブルクリックすると、SQLオブジェクト エディタが開いて追加の情報を指定できます。

 

ダイアグラム内でビューを追加する

#

操作方法

1

ツールボックスのデータベース設計(データベースモデリング)を開きます。選択できない場合には、パースペクティブを切り替える必要があります。

2

ビューのアイコンをダイアグラム内にドラッグ&ドロップします。

 

ビューを示す要素が作成されます。

3

右クリックすると表示されるメニューから「SQL オブジェクト プロパティ」を選択すると、ビューの内容を定義・参照するためのダイアログ(SQLオブジェクト エディタ)が開きます。

 

 

SQLオブジェクト エディタ

SQLオブジェクトエディタは、ビューを含めてさまざまなデータベース設計に関する要素のためのプロパティダイアログです。

 

項目

説明

データベース

対象の要素にデータベース管理システムの種類が指定されている場合には、その要素が表示されます。

指定されていない場合には、空欄になります。この要素と関係するデータベース管理システムの種類を指定して下さい。

(参照:DBMSデータ型の変更)

依存関係

現在の要素と関係していいる要素が一覧で表示されます。関係しているかどうかの判断は以下の内容で行います。

  • 他のテーブル・ビュー要素と依存の接続で結ばれている場合
  • タグ付き値 parents に記載されている内容

ノート

必要に応じて、補足情報を入力します。

View definition

SQLで、ビューの定義の内容を指定します。このエディタはインテリセンス機能が利用できますので、基本的なSQLのキーワードや関数を効率的に入力することができます。

(参照:インテリセンスオプション - コードの編集)

 

参照: