テーブル

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テーブル

テーブルと列は、物理テーブルを構成する基本的な内容です。データベース内の実際の情報は、列に結びつく値として保存されます。

 

Enterprise Architectでは、UMLでデータベース設計を表現するために、以下のステレオタイプを利用しています。

 

このように、Enterprise Architectでは、テーブル要素の操作として、さまざまな制約を保持しています。その結果、列を属性として、主キーなどの制約を操作としてダイアグラム内で表示します。

 

 

サンプル

下の図は、Enterprise Architectで簡単な物理モデルを作成した例です。2つのテーブルはUMLのクラス要素を拡張したもので、customersおよびcustomer_addressesというテーブル名が設定されています。

 

 

テーブル間は、Information Engineeringの表現を利用した関連で結ばれています。テーブル間の関連の表現は、いくつかの種類から選択できます。

それぞれのテーブルにはUMLの属性を利用して列が定義されています。対象のDBMSに応じた型が設定されています。(上の図の例はPostgreSQLです。)

 

注意:

  • ステレオタイプ<<Table>>がクラス要素に付加されている場合には、要素の右上にテーブルを示すアイコンが表示されます。
  • テーブルの列に対してステレオタイプを設定することはできません。列である事を示すための <<column>> ステレオタイプが必須で、これを変更することはできません。
  • 列に表示される <<column>> ステレオタイプは設定で表示するかどうかを切り替えることができます。

 

 

参照: