シナリオの入力方法

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シナリオの入力方法

注意:

Enterprise Architectのインストール時に「日本語文字列解析」の機能をインストールしていない場合には、このページで説明している用語や相互参照の要素の認識機能は利用できません。

 

拡張形式でシナリオの内容を入力する方法にはいくつかあります。:

 

 

利用手順:

ダイアグラムやモデルブラウザで対象の要素を選択:

リボン

モデル > 要素 > サブウィンドウ > プロパティダイアログ > シナリオ > 拡張形式のシナリオ

コンテキストメニュー

要素を右クリック | プロパティ > ダブルクリック動作 > シナリオ > 拡張形式のシナリオ

キーボード

  • Alt + Enter :  シナリオ > 拡張形式のシナリオ
  • Shift+Alt+S > 拡張形式のシナリオ

その他

  • 責務サブウィンドウのシナリオタブで、対象のシナリオの編集ボタンを押す
  • 要素のプロパティダイアログのシナリオグループで、拡張形式のシナリオボタンを押す

 

 

シナリオの内容を直接入力する場合には、まず基本パスの内容を入力します。

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操作方法

1

シナリオの欄で、ドロップダウンリストから「基本」を選択します。 (「基本」は全体の既定値です)

シナリオの欄に、基本パスの名前を設定します。

(これらの内容は、責務サブウィンドウやプロパティダイアログのシナリオタブでシナリオを作成する場合には、自動的に設定されます。

2

「アクション」 の列で 「ステップの追加」 と表示されている欄に、最初の処理の内容を記述します。

[Ctrl+スペース] キーで、用語集で定義された用語や相互参照に含まれる要素名を挿入することができます。

3

「利用」 の列には必要に応じてこのステップで利用する要素の名前を入力します。要素名が青色・下線付きで表示されている場合には、その要素は相互参照タブに含まれる要素です。

相互参照のタブの内容は必要に応じて編集可能です。要素を追加することもできます。

4

「結果」 の列には、必要に応じてこのステップが実行された後の結果の情報を記入します。

5

「状態」 の列には、このステップのアクションを実行した後の状態の情報を記入します。

6

「アクション」の列に内容を入力してからカーソルを別の場所に移動させると、次のステップの追加の行が下に追加されます。

必要に応じて次のステップの情報を繰り返し入力していきます。

この作業を繰り返していくと、例えば拡張形式タブが次のような内容になります。

 

7

(保存) ボタンを押し、変更内容を保存します。

 

 

注意:

  • 既定値では、最初のステップは自動的にユーザー動作のステップ(アクターのアイコン)として設定され、それ以降はシステム動作のステップ(画面のアイコン)とユーザー動作のステップが交互に繰り返されます。ステップの内容を実施する対象を変更するためには、アイコンをダブルクリックするか、ステップを右クリックして 「システム動作に指定」 か 「ユーザー動作に指定」 を実行してください。
  • 基本パスの内容を入力するとシナリオのパスのタブにステップの値が0で戻り先の列が「-」の列が自動的に追加されます。
  • 利用, 結果, 状態 の列に入力する内容は、ダイアグラムの生成機能を利用する場合に参照されます。もし、相互作用のタブに含まれている要素の名前と同じ名前を入力した場合には、その要素の名前の色が変わり、下線付きで表示されます。
  • シナリオの記述中には、ステップを移動したり、新規にステップを挿入したりすることができます。([Insert]キーを押すことでステップを挿入することができます。) また、[Ctrl+スペース]キーで、 相互参照タブに表示されている要素の名前や用語集で定義された用語の名前を挿入することができます。
  • シナリオに関連する制約を記入することもできます。
  • 既定の動作では、ステップはユーザー動作(アクターのアイコンで表現)から始まり、その後はシステム動作(画面のアイコンで表現)とユーザー動作を交互に行います。しかし、最初の15文字以内に、「ユーザ」・「アクタ」・「作業者」・「利用者」あるいは「システム」の文字列が含まれる場合には、自動的にいずれかの動作に設定されます。
  • 作成したそれぞれのステップについては、以下のようなさまざまな機能で内容を補足したり、他の内容と関連づけたりすることができます。
    • 拡張形式タブ内のツールバーの機能
    • ステップのコンテキストメニュー
    • 選択した文字列のコンテキストメニュー
    • 分岐点のコンテキストメニュー
    • リンクを選択すると表示されるクイックツールバー

 

 

参照: