既存の情報をシナリオに読み込み

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既存の情報をシナリオに読み込み

シナリオの内容が、テキストとして別ファイルで定義されている場合もあります。単純な改行形式の場合もあれば、箇条書きを利用した複雑な場合もあります。同じ内容を再度入力せずにすむように、こうした外部のテキストを読み込んで拡張形式のシナリオ情報として利用することができます。シナリオの概要をテキストファイルとして記述し、まとめて取り込むような用途にも利用できます。

 

このような方法でシナリオの内容を入力する場合には、以下の操作になります。

 

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操作方法

1

シナリオ欄で新しいシナリオ名を入力します。

2

対象のテキストを、外部のエディタなどでコピーし、Windowsのクリップボードに読み込みます。

3

Enterprise Architectのシナリオ画面で右クリックし、「クリップボードのテキストから構造を生成」を実行します。以下のいずれかを選択します。

  • 改行単位で読み込み - 改行があるたびに、新しいステップとして読み込みます。
  • 文単位で読み込み - ピリオド文字と半角空白文字が連続する、英語での文末があるたびに新しいステップとして読み込みます。

4

項目を選択すると、クリップボードの内容を読み込みます。改行文字があるごとに、次のステップとして読み込みます。項目ごとに、システムとユーザーを交互に設定します。

5

必要に応じて読み込んだ内容を編集してください。

 

ヒント:

  • 読み込んだ内容が既にある場合、その後に追加されます。
  • 読み込む場合、基本的には最初のステップはユーザーのステップとなります。ただし、読み込んだ内容の先頭から15文字以内に「ユーザー」「アクター」の文字がある場合にはユーザーのステップ、「システム」の文字がある場合にはシステムのステップとなります。
  • 読み込んだ内容について、アイコンのダブルクリックや右クリックメニューから、システム・ユーザーのステップを切り替えることができます。

 

 

参照: