要求

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要求

要素のプロパティの要求グループ(タブ)をクリックすると、要求のページが表示されます。

 

要求には以下の2種類があることに注意してください。

 

 

このページから編集可能な要求は内部の要求のみとなります。

 

なお、要素に対して「区画の表示設定」機能を利用することで、内部の要求の情報を直接ダイアグラム内に表示させることもできます。

 

内部の要求は構築されるシステムの機能的な要求を構成するものです。このタブで定義される要求の意味はどの要素に関連付けられるかによって、変わることがあります。例えば、ビジネスプロセスの要求は、ユースケースの要求とは異なるでしょう。また、クラスの要求とも異なります。

 

注意:

外部の要求は要求要素と対象の要素を実現の接続で結んだものです。

 

 

利用手順:  

ダイアグラムやモデルブラウザで対象の要素を選択:

リボン

モデル > 要素 > サブウィンドウ > プロパティダイアログ > 要求

コンテキストメニュー

ダイアグラムの要素を右クリック | プロパティ | 責務 > 要求

キーボード

  • Ctrl + 4 : 要求タブ
  • Shift + Enter > 要求
  • Shift + Alt + R

その他

要素をダブルクリック : 要求

 

 

詳細:

項目

説明

要求

要求の名前あるいは概要です。

ダイアグラム内の要素で、要求を区画として表示する設定になっている場合には、この内容が表示されます。

(参照:属性・操作と区画の表示内容を設定)

プロパティ

以下の要求に関する値を設定します。

  • 状態 - 要求の現在の状態です。
  • 難易度 - 現在の要求の実装の難易度を示します。
  • 優先度 - 要求がどれだけ緊急であるかを示します。
  • 安定度 - 要求が将来的にどの程度変更される可能性があるかを示します。安定度が高い場合には、将来的に要求の内容が変更される可能性が低いことを示します。
  • 種類 - 機能的・非機能的などの種類を指定します。機能要求は対象のシステムが実行しなければならないことを示します。非機能要求は、信頼性や費用対効果などのシステムが満たすべき条件を示します。
  • 最終更新日 - 最後に要求の内容が更新された日付です。

ノート

要求の詳細を記述します。

リッチテキスト形式で内容を記入することができます。

新規

このボタンを押すと、全ての入力欄を初期化し、新しい項目を入力できます

保存

このボタンを押すと、編集中の内容を保存します。

削除

このボタンを押すと、編集中の要求を削除します。

定義済みの要求の一覧

対象の要素に関連する要求の一覧です。以下の内容が表示されます。

  • 要求の名前(概要)
  • 要求の種類

要求項目を変換する場合には、対象の要求項目を一覧で右クリックし、外部に移動 メニューを選択して下さい。対象の項目に対応する要求要素が作成され、自動的に実現の関係で結ばれた状態になります。

(参考:内部の要求を外部の要求に変更)

 

 

参照: