要求のプロパティ

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要求のプロパティ

ダイアグラム内の要求要素をダブルクリックするか、モデルブラウザで右クリックしてプロパティを選択すると、要求要素のプロパティ を編集することができます。

 

要求要素のプロパティは、他の要素のプロパティと多少異なります。要求要素のプロパティには、要求要素の状態や作者・作成日・更新日などの情報があります。「タグ付き値」のタブで、要素に関連するタグ付き値を参照・編集することもできます。

それから、ノートの欄に詳細な説明を入力します。状態や難易度・優先度・その他のパラメータを必要に応じて入力してください。

入力が完了したら、OKボタンを押してください。

 

 

利用手順:

ダイアグラムやモデルブラウザで対象の要素を選択:

リボン

モデル > 要素 > サブウィンドウ > プロパティダイアログ

コンテキストメニュー

要素を右クリック | プロパティ | プロパティ

キーボード

Alt + Enter

その他

要素をダブルクリック

 

 

詳細:

項目

利用方法

名前

プロパティダイアログの左上の欄には、この要求の概要を記入します。

自動カウンターの機能が有効になっている場合には、新規作成時に設定した内容がこの概要の項目に設定されます。

ノート

プロパティダイアログの左下の欄には、要求の詳細な内容を記述します。

(参照: ノートサブウィンドウ付属ドキュメント)

種類

要求の種類を指定します。

この種類は、要素のステレオタイプとして保存されています。SysMLの要求要素など、MDGテクノロジーで定義された要素も、ステレオタイプの情報で拡張要素かどうかの判断をしています。

ですので、SysMLなどMDGテクノロジーで定義された要求要素については、この値を変更しないで下さい。

状態

この要求要素の状態を記入します。

(参照: 要求に色をつけて表示)

別名

必要に応じて要求要素の別名を設定します。

自動カウンターの機能が有効になっている場合には、新規作成時に設定した内容がこの別名の項目に設定されます。

キーワード

要求要素に関係するキーワードを必要に応じて記入します。

作者

要求要素の作者が、要素を作成した際に、自動的に設定されます。

難易度

この要求要素の難易度を指定します。選択可能な値は次のいずれかです。

  • 普通

優先度

この要求要素の優先度を指定します。選択可能な値は次のいずれかです。

  • 普通

バージョン

要求要素に関連するバージョンを必要に応じて記入します。

フェーズ

要求要素に関連するフェーズを必要に応じて記入します。

パッケージ

要求要素が格納されているパッケージ名です。

作成日

要求要素が作成された日時です。

更新日

プロパティが更新された日時です。

 

注意:

実際の要求管理では、上記のプロパティ以外の独自のプロパティを設定する必要があるかもしれません。そのような情報は、タグ付き値として格納します。

なお、要求管理ツールRaQuest (https://www.raquest.jp/) を利用すると、この独自のプロパティの作成管理も効率よく行うことができます。