アップグレードウィザード

<< 目次を表示 >>

ページ位置:  プロジェクトの作成と管理 > プロジェクトの管理 >

アップグレードウィザード

最新のプロジェクトのフォーマットに変換する必要のあるプロジェクトを読み込もうとし場合には、アップグレードウィザードが起動します。アップグレードが必要な場合には、このアップグレード処理を行わずに古いバージョンのプロジェクトを新しいEnterprise Architectで読み込むことはできません。

このアップグレードの処理が必要なことは、非常に稀です。ほとんどの場合において、上位のバージョンのEnterprise Architectで利用する場合に、アップグレードは不要です。具体的には、バージョン3.51/3.60は同じデータベースバージョンです。4.0~16.0は同じデータベースバージョンです。

 

なお、これはあくまでもデータベース形式の互換性になりますので、新しいEnterprise Architectの機能で表現したダイアグラムが、古いビルドのEnterprise Architectで正しく表示されない可能性もあります。

 

アップグレードの処理自体は、単純ですぐに終わる作業です。この作業を行うことで、最新バージョンにおいて以下の内容が保証されます。

 

 

 

アップグレードの確認

プロジェクトを開くタイミングで、プロジェクトの形式を確認します。プロジェクトの形式が古い場合には、アップグレードが必要であることを示すメッセージが表示されます。

 

 

アップグレードウィザード

アップグレードウィザードの主な処理は以下のようになっています。

 

 

 

注意:

  • もし、プロジェクトファイルが複製として作成されている場合には、アップグレードすることはできません。デザインマスターをアップグレードする必要があります。
  • 新しいメジャーバージョンのEnterprise Architectがリリースされたときには、アップグレードの処理が必要になる場合があります。一度アップグレードの処理を行うと、そのプロジェクトは古いEnterprise Architectでは開くことはできません。

 

 

参照: