プロジェクトの管理

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プロジェクトの管理

 

プロジェクトは、重要なモデルの保管場所です。効率的に内容を探索・利用可能であり、さらに含まれる情報に整合性があることを保証するために適切に維持する必要があります。 Enterprise Architectには、プロジェクトを正しい状態に保つための機能が組み込まれています。 これには、修復機能と圧縮機能(プロジェクトファイル用)などのデータベース自体を維持するための機能や、モデル検証やデータ整合性チェックなどのデータとモデルを管理する一連の機能が含まれます。 リファレンス情報は、プロジェクトから入出力することができ、複数のプロジェクト間で共有することができます。 モデルブラウザを使用すると、パッケージ・要素・属性や操作・ダイアグラムを新しい位置にドラッグ&ドロップすることで、プロジェクトの構成を簡単に調整することができます。 ディスカッションとチームライブラリの機能により、モデルを分析し、レビューする支援ができます。

 

ここでは、プロジェクトの管理のために必要ないくつかの機能について説明します。

 

項目

説明

プロジェクトの整合性を確認する

XMIの読み込みに失敗した場合や、作業中にネットワークが切断された場合などには、プロジェクトの内部に不整合が発生している可能性があります。このような不整合の有無を検出し、修正します。

内部で利用されているIDの再設定

Enterprise Architectのデータベースの一部のテーブルでは、自動インクリメント型の列を利用しています。作業内容によってはこの列の値が上限を超える可能性があります。この場合の対処方法について説明します。

古いバージョンで作成したプロジェクトファイルを更新する

Enterprise Architectのプロジェクトファイルは、中のデータ構成が変更になる場合があります。このような場合に、最新のバージョンで利用できるようにするためにデータ構造を変更します。

なお、バージョン4.1以降12.0までの間は、データ構造の変更はありません。

プロジェクトファイルの名前を変更する

プロジェクトファイルの名前は、必要に応じて変更することができます。

EAPX/EAPファイルのサイズを減らす

EAPX/EAPファイルは、作業をするに従いファイルのサイズが徐々に大きくなります。ファイルサイズが大きくなると起動や動作の速度が低下しますので、定期的にファイルサイズを小さくすることをお勧めします。

(参考:EAPX/EAPファイルの圧縮QEA/QEAXファイルの圧縮)

EAPX/EAPファイルの破損を修復する

ネットワーク経由でEAPX/EAPファイルを利用している場合に、ネットワークが切断されると、EAPファイルが破損して開けなくなる場合があります。このような場合に、修復機能を利用することで復帰できる場合があります。

 

注意:

ここで説明する内容は、プロジェクトファイルのみに適用できるものもあります。DBMSによっては、上記の内容に類似する機能を搭載している場合もありますが、Enterprise Architectからは操作できません。DBMSの管理ツールなどから操作してください。