ビューブラウザの操作

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ビューブラウザの操作

ここでは、モデルのビュータブ内で利用可能な機能について説明します。

 

 

利用手順:

リボン

ホーム > 画面 > 設計 > フォーカス

キーボード

Alt+1 | フォーカス

 

 

詳細:  

項目

説明

検索ビューの定義

検索ビュー動作を定義するには、

  • 検索ビューを新規に作成したとき
  • 検索ビューのプロパティを表示したとき

のいずれかに、検索ビューの作成ダイアログが表示されます。

 

名前の欄では、検索ビューの名前を指定します。

ルールの欄の指定は次のいずれかになります。

  • ドロップダウンリストから既存の検索ルールを選択する
    (アドインで追加された検索ルールは指定できません)

 

注意:

カスタムSQL検索を利用する場合には、SQLでの検索結果について、必ず要素の GUID と 種類を戻さなければなりません。

 

以下はこの例です。:

SELECT ea_guid AS CLASSGUID, Object_Type AS CLASSTYPE, Name FROM t_object

 

必要に応じて検索単語の欄に検索ルールと共に利用する検索単語を指定します。

コーポレート版を利用している場合には、検索を自動的に実行してその結果を自動更新することができます。この場合には「内容を自動更新」にチェックを入れてください。

頻度の欄では、時間・分・秒を指定します。また、検索結果に新しい情報が含まれる場合にポップアップして通知するかどうかを指定することができます。

OKボタンを押すと検索ビューが作成されます。検索ビューを開いた時点でその検索が実行され、検索結果がビューの子要素として表示されます。

要素やダイアグラムをカスタムビューに移動する

モデルブラウザに表示されている要素やダイアグラムは、ドラッグ&ドロップでカスタムビューに追加することができます。

ビューブラウザ内の項目の移動

検索ビューおよびカスタムビューの位置は、移動することはできません。最初に作成した位置で固定となります。

  • なお、検索ビューの要素をカスタムビューにドラッグ&ドロップしてコピーすることが可能です。
  • また、カスタムビュー間でドラッグ&ドロップすることで、移動することも可能です。

ビューブラウザ内の要素やダイアグラムの利用

ビューブラウザのビュー内の要素やダイアグラムは、モデルブラウザと同じようにドラッグ&ドロップでダイアグラム内に配置したり、チームライブラリの項目に関連付けたりすることができます。

ダブルクリックで要素のプロパティを表示したり、ダイアグラムを開いたりすることができます。

ビューブラウザ内の要素をドキュメントに活用する

モデルのビュー機能の非常に便利な機能の1つとして、ビューから要素等の項目をドラッグし、既存の付属ドキュメントに配置する機能があります。

 

まず、要素に対して付属ドキュメントを作成して開きます。また、ビューブラウザ内で対象の項目が含まれるフォルダを開きます。ビューブラウザから項目を付属ドキュメントにドロップすると、以下の選択肢が表示されます。複数の項目をまとめてドロップすることもできます。

  • リンクとして挿入
  • テンプレートを適用

「リンクとして挿入」 を選択すると、ドラッグした各項目について、ドキュメント内ににハイパーリンクが埋め込まれます。リンクをクリックすると、モデルブラウザ内の位置にカーソルが移動します。

 

「テンプレートを適用」 を選択すると、ドラッグした各項目からドキュメントを生成するために ドキュメントテンプレートを選択します。項目ごとに異なるテンプレートを選択することがもきます。ただし、ドロップした項目の種類(ダイアグラムなど)と使用するドキュメントテンプレートの間に互換性がある必要があります。

 

リンクされた項目と ドキュメントとして出力した項目を同じ付属ドキュメント内に持つことができます。

(参考:ドキュメント要素の作成)

構成の入出力

ビューの構成はXMLファイルで入出力することができます。

  • 作成したモデルビューを別のプロジェクトに移動する
  • MDGテクノロジーファイルの作成時に、MDGテクノロジーの既定のビューとして定義する

 

ビューの構成の入出力は、最上位のフォルダを右クリックして行うことができます。

出力機能を利用する場合、作成されたすべてのビューの情報を出力します。出力する範囲を指定することはできません。

また、カスタムビューを出力することはできません。出力する際にはXMLファイルの名前と場所を指定します。読み込み機能を利用する場合には、出力したXMLファイルを指定します。他のプロジェクトで作成されたモデルビューは、同じ名前でも別のモデルビューとして作成されます。

読み込み機能を実行すると、XMLファイルを指定するためのダイアログが表示されます。読込んだ内容はルートノードとして追加されます。

MDGテクノロジーのビューを定義する

独自のMDGテクノロジーで利用するビューを定義するには、次の手順となります。:

 

  1. 利用したい内容を含む検索ビューをEnterprise Architectで定義します。
  2. 必要なビューフォルダや検索ビューを追加します。
  3. XMLファイルとして構成を出力します。
  4. MTSファイルの定義時に、出力したXMLファイルを含むように構成します。

 

これにより、そのMDGテクノロジーが有効になっている場合に、定義した検索ビューをいつでも利用できるようになります。

 

 

参照: