全般

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全般

プロジェクトオプションの「全般」グループから設定できる内容は、プロジェクトに対して保存され、そのプロジェクトを利用する人全員に影響を与える設定が含まれます。このダイアログを開いた直後は「全般」グループが表示され、プロジェクトに関連する基本的な設定が配置されています。

 

プロジェクトのオプションには、このページで設定できる内容のほかに、MDGテクノロジーに関する設定・Proクラウドサーバに関する設定・パッケージリポジトリに関する設定などが含まれます。いずれも、プロジェクトごとに設定する内容です。

 

 

利用手順:

リボン

ホーム > 設定 > オプション > プロジェクト > 全般

 

 

詳細:

項目

説明

全般

既定のファイルパス

Enterprise Architectで利用する各種ファイル(ソースファイルなど)がある既定のディレクトリを指定します。$EAPDIR が指定されている場合、現在開かれているプロジェクトファイルがあるディレクトリになります。

最大で50文字まで入力可能です。

バージョン制限

ビルド制限

この項目を指定すると、指定したバージョンやビルドよりも前のバージョンやビルドでは、設定しているプロジェクトを開くことができなくなります。

「現在のビルドを設定」ボタンを押すと、「ビルド制限」の欄に実行しているEnterprise Architectのビルド番号を自動入力できます。

書式設定

種類

「既定のフォントの指定」のページをご覧下さい。

サイズ

消去

ノートのフォント

ノートサブウィンドウや、プロパティダイアログのノート欄などのフォントを指定します。

消去

ノートのフォントの指定を解除します。

画像を透過表示しない

この項目にチェックを入れると、ダイアグラム内での画像に透過情報がある場合でも、透過しての描画を行わなくなります。この設定を変更した場合には、Enterprise Architectを再起動すると反映されます。

シーケンス図

メッセージの間隔

シーケンス図のメッセージ間の既定の間隔を指定します。

(それぞれのメッセージをマウスでドラッグすることで、ここで設定された値以外の間隔に変更することができます。)

要素

子要素を区画内に表示

この項目にチェックを入れると、クラスなどの区画を表示可能な形式の要素の子要素が同じダイアグラムに表示されている場合に、namespacesの区画内に子要素を表示します。

空でないパッケージの削除を許可

この項目のチェックを外すと、要素やダイアグラムが含まれるパッケージを削除できなくなります。

チェックを入れると、Enterprise Architectのバージョン15.2までの動作と同じく、内容の有無にかかわらず削除できます。

SysML

コントロールフローを点線で表記する

SysMLのアクティビティ図のコントロールフローを、実線ではなく点線で表記します。

なお、この設定はSysML以外のダイアグラムのコントロールフローには影響しません。

ディスカッションの読み込み

ディスカッションの読み込み

XMIファイルからディスカッションの情報を含む内容を読み込む場合に、モデルの内容を上書きするか、あるいはモデルの内容とマージするかを指定します。

  • 常にマージ - この設定の場合、既存のディスカッションの内容は維持され、読み込むXMIファイルの内容を追加します。
  • 常に上書き - この設定の場合、既存のディスカッションの内容を削除し、読み込むXMIファイルの内容のみとなります。

 

注意:

  • この設定は、入出力するXMLファイルの形式(XMI 1.1, XMI 2.1, 独自形式)のすべてで有効です。また、パッケージの一括入出力やバージョン管理・ベースライン機能も対象です。
  • 「実行時に設定変更を許可」の設定が有効な場合には、XMLファイルの読み込みの際に設定を変更できます。
  • セキュリティ機能が有効な場合には、この項目の変更にはプロジェクトの管理の権限が必要になります。

実行時に設定変更を許可

この項目にチェックを入れると、上の「ディスカッションの読み込み」で設定した内容を実際のXMIファイルの読み込み時に変更できるようになります。

 

注意:

  • セキュリティ機能が有効な場合には、この項目の変更にはプロジェクトの管理の権限が必要になります。
  • また、バージョン制限・ビルド制限の設定については、セキュリティ機能が有効な場合には、プロジェクトの基本設定の権限が必要になります。
  • プロジェクトの設定でフォントを指定した場合には、そのフォントの指定が優先されます。プロジェクトの指定でフォントを指定しない場合には、ユーザーごとのフォント設定が適用されます。
  • プロジェクトのフォント設定を有効にしても、要素ごとのフォントを変更することができます。要素ごとのフォントが設定されている場合には、その設定が適用されます。

 

 

参照: