ビジネスルール

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ビジネスルール

ビジネスルールのモデリングを行う際には、まずルールを表現するためのモデル構造を作成する必要があります。その後、ビジネスルールの内容を適切に表現・構成し、ビジネスルールの内容を具体的に表現します。具体的に表現されたルールからは、ソースコードを自動生成することができます。

 

 

作業の概要

  1. モデルテンプレートでビジネスルールモデルのテンプレートを読み込みます。
  2. ビジネスルール図でビジネスルール要素を利用してビジネスルールを定義します。それぞれの要素が1つのルールになります。
  3. ビジネスドメインモデル図え既存のクラスを編集したり、クラスを追加したりしてビジネスドメインやプロセスで利用される要素を定義します。ビジネスドメインモデルはビジネスルールを定義するためのビジネスの語彙を定義します。
  4. 定義したクラスの1つに対して、ルールフローモデルを作成します。ルールフローモデルはビジネスルールが実行される順序を定義します。必要に応じて、他のクラスに対しても定義します。
  5. ルールモデルを定義します。ルールモデルはビジネスルールを定義し、特定の「ルールタスク」と関連づけます。ルールコンポーザーを利用して詳細を定義します。ルールを詳細な論理レベルに落とし込みます。
  6. ルールコンポーザー内のルールを評価機能を利用して確認します。
  7. 必要に応じてソースコードを生成します。

 

この手順でビジネスルールのモデリングが完了します。ビジネスドメインモデルはEnterprise Architectのコード生成機能で対応するソースコードに生成できます。このソースコードはビジネスルールの内容を含んだものになりますので、ビジネスルールから実行可能なソースコードの生成が可能になります。

 

この手順の流れは以下の図もご覧下さい。

 

 

注意:

ビジネスルールのモデリング機能はユニファイド版およびアルティメット版でのみ利用できます。

 

 

参照: