BPMN2.0の仕様には4種類のダイアグラムが含まれています。そのうち、ビジネスプロセス図は最も一般的なもので、従来のフローチャートに似ています。ビジネスプロセス図は、ビジネス・テクノロジー・エンジニアリングなどのワークフローを記述するために利用されます。BPMN2.0はシンプルかつ表現力豊かな要素で構成されていますので、利害関係者が理解しやすいものになります。ダイアグラムをシンプルに保つことができ、デシジョンモデルと組み合わせることで、複雑な内容も記述することができます。ビジネスプロセス図では、ゲートウェイで処理の流れ分岐し、アクティビティやタスクで構成されるビジネスの流れを記述できます。アクティビティやタスクを実行する人や組織を表現するために、プールやレーンを配置できます。
