描画スクリプトの指定

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描画スクリプトの指定

UMLの要素や接続は、色や境界線の太さなどを変更して、外見(書式)を変えることができます。このような見た目を変える方法にはいくつかありますが、描画スクリプトを利用することで、希望する外見に自由に変えることができます。複数の要素に対して外見をまとめて変更したい場合には、UMLプロファイル内でステレオタイプ要素に対して描画スクリプトを定義します。

 

 

利用手順:

リボン

アドイン・拡張 > MDGテクノロジー > 独自拡張 > MDGテクノロジーファイルの生成

コンテキストメニュー

ステレオタイプ要素を右クリック | 属性・操作と付属要素 | 属性 | <'_image'という名前の属性を追加> | 初期値欄の ボタンを押す

キーボード

F9 |  <'_image'という名前の属性を追加> | 初期値欄の ボタンを押す

 

 

UMLプロファイルの要素に対して描画スクリプトを利用して外見を定義する方法は次の通りです。

#

操作方法

1

プロファイルパッケージ内に作成された要素を選択します。

2

右クリックしてコンテキストメニューを表示し、「属性・操作と付属要素 | 属性」を選択します。

3

属性のプロパティダイアログで、名前の欄に _image と入力します。

4

参照[] ボタンを押します。このボタンは、初期値の項目の横にあります。描画スクリプトエディタが表示されます。

5

描画スクリプトを作成します。これにより、作成されたステレオタイプ要素は、実際の作成時に次のように表示されます。

 

 

 

注意:

  • 描画する内容として、外部の画像ファイルを指定することもできます。この場合にはimageメソッドを利用します。この際に、名前の衝突を防ぐため、ファイル名にはMDGテクノロジーの名前を接頭辞として含めてください。
  • もし、描画スクリプトを関連クラスに対して定義する場合には、クラス要素と関連の両方に適用されることに注意してください。よって、描画スクリプトにはshape mainでクラス要素や関連の本体に対する描画を定義し、さらに必要に応じて以下の項目を定義する必要があります。:
    • shape source および shape target,はクラスに対しては無視されます。
    • decoration shapesは関連に対しては無視されます。
  • 描画スクリプトの機能は、UMLプロファイルとして定義する際に利用するだけでなく、プロジェクトのステレオタイプの定義で利用することもできます。

 

 

参照: