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接続に対して、一方の端点にいくつかのプロパティを持たせて、要素がその関係において行う役割を定義できます。
接続の端には、対応する要素の役割を指定します。モデルの開発を進める中で、このような役割の詳細を入力します。

利用手順:
| リボン | ホーム > 画面 > プロパティ > プロパティ > ダイアグラム内の接続をクリック | 
| コンテキストメニュー | ダイアグラム内の接続を右クリックし、プロパティを選択 | 
| キーボード | Ctrl+2 > 接続 (接続のプロパティサブウィンドウ) | 
| その他 | ダイアグラム内の接続をダブルクリック | 
接続の端を右クリックすると表示されるメニューから 関連端のプロパティ からダイアログを開けます。
| 項目 | 説明 | 
| 関連端の名前 (最初の入力欄) | 関連端(役割) の名前を入力します。 ドロップダウンリストから、接続の反対側につながる要素が持つ属性を選択して指定できます。 | 
| 関連端のノート (2番目の入力欄) | 関連端についての説明などを、必要に応じて記入します。 | 
| 多重度 | |
| 多重度 | 関連端の多重度を指定します。多重度の選択肢の候補は、UMLに関する定義ダイアログで編集できます。 多重度は、対象の役割で保持できるインスタンスの範囲を示します。例えば、一人の従業員が複数の業務に割り当てられるような場合には、従業員と業務の間の関連に、そのことを示す適切な多重度を指定します。 なお、多重度の設定は、接続の端を右クリックすると表示されるメニューの「多重度」から直接変更できます。 
 以下は、値の例です。 
 
 ソース側あるいはターゲット側に関係する属性がある場合、属性の多重度の設定でも変更できます。 | 
| Ordered | 関連端がリストであり、順序があるかどうかを指定します。ドロップダウンリストからTrueあるいはFalseを指定します。 
 ダイアグラム内では{ordered}が表示されます。 | 
| 重複を許可 | 関連端が同じ要素を複数持つ可能性があるかどうかを指定します。ドロップダウンリストからTrueあるいはFalseを指定します。UMLのプロパティのisUnique に対応します。 (多重度が1より大きい場合のみ意味を持ちます) 
 ダイアグラム内では{bag}が表示されます。Orderedにもチェックが入っている場合には、{sequence}が表示されます。 | 
| 詳細 | |
| ステレオタイプ | (任意)この関連端に関連するステレオタイプです。   | 
| 別名 | (任意)関連端の別名を必要に応じて入力します。 | 
| 可視性 | 関連端の可視性です。 | 
| 誘導可能性 | 関連端が他方から参照可能かどうかを指定します。設定内容に応じて、接続のプロパティの「方向」も変わります。 | 
| 集約 | 関連端が利用する集約の方法です。 | 
| スコープ | 関連端がどのスコープで区別されるかを示します。 | 
| 制約 | 制約に関する情報を自由に入力できます。 | 
| 限定子 | 限定子に関する情報を入力できます。複数ある場合にはセミコロンで区切ります。 あるいは、 参照 ( | 
| 追加設定 | |
| メンバーの型 | 多重度が1以上の場合に利用される、コレクションクラスのための型情報です。 | 
| 変更可能性 | 関連端が変更される可能性があるかどうかを示します。ダイアグラム内では、選択内容に応じて、{frozen}あるいは{addOnly}が表示されます。 | 
| 保持方法 | 情報の保持方法です。 | 
| 派生 | 関連端が持つ情報が他の関連端から計算(導出)できる場合にチェックを入れます。{union}が表示されます。 | 
| 派生 Union | 関連端が持つ情報が他の関連端の集合から計算(導出)できる場合にチェックを入れます。ダイアグラム内では、/(斜線) と{union}が表示されます。 
 例として、クラス 'Schoolbus' が属性 'Passengers [0..48]' を持ち、この属性が有効になっている場合には、以下のような属性の派生Unionが考えられます。 
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| 所有 | この関連端が反対側のクラスによって保持されているかどうかを示します。「True」を選択すると、関連の端に「ドット」が表示されます。(  | 
| 注意: | 
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