ベースラインに関する補足

<< 目次を表示 >>

ページ位置:  Enterprise Architectの操作 > 変更管理 > ベースライン >

ベースラインに関する補足

Enterprise Architectにおけるベースラインは、モデルの指定した範囲について、実行した時点のスナップショットを保持する機能です。保持した内容は、後日にモデルを比較する際や、過去のモデルに戻す際に使用できます。

 

ベースラインが作成されると、実行時点における対象パッケージの内容のスナップショットが保存されます。これにより、ユーザーはその後に編集した状態を、ベースラインを取得した時点の内容と比較し、必要に応じて以前の(ベースライン化された)内容に戻せます。ベースラインはパッケージの単位で作成し、再帰的に子パッケージの内容も含まれます。ユーザーは必要なパッケージをすべてベースライン化できますし、1つのパッケージに対して複数回のベースラインを作成できます。重要なマイルストーンなどで都度作成するのもよいでしょう。

 

既定の設定では、ベースラインはプロジェクト内に保存されます。セキュリティ機能が有効な場合には、必要なセキュリティ権限を持つユーザーのみが利用できます。あるいは、より広範に利用するために、Proクラウドサーバのパッケージリポジトリに保存することも可能です。

 

 

利用できるエディションについて

 

 

考慮すべき内容

ベースライン機能は、対象のパッケージのGUID(一意に識別するための内部のID)で、同じパッケージかどうかの判断をしています。

 

 

既存のXMIファイルを読み込んでベースラインの情報にする場合には、XMIファイルの形式が UML 1.3 XMI 1.1 (Enterprise Architectの拡張情報を含む)でなければなりません。

 

 

その他の注意事項

 

 

参照: