バージョン管理機能のセットアップ

<< 目次を表示 >>

ページ位置:  Enterprise Architectの操作 > 変更管理 > バージョン管理 >

バージョン管理機能のセットアップ

Enterprise Architectのバージョン管理機能を利用する前に、利用するバージョン管理ツールの設定を行い、適切に利用できる状態にすることが必要です。

Enterprise Architectで利用可能なバージョン管理ツールは、Team Foundation Server, Subversion, CVS, SCC互換のインターフェースを持つツール(VisualSourceSafeなど)です。Subversion(バージョン1.5以降を推奨)が一番安定しています。

 

 

利用手順:

リボン

プロジェクト > バージョン管理 > 基本設定

コンテキストメニュー

パッケージを右クリック > パッケージの管理 > バージョン管理の基本設定

 

 

手順

通常、以下の準備が必要です。

 

バージョン管理のクライアントは、Enterprise Architectを実行するマシンのそれぞれにインストールしなければなりません。その後、Enterprise Architectから利用するための設定を行う必要があります。

バージョン管理をする対象は、パッケージ単位になります。それぞれのパッケージは、同時に1つのバージョン管理ツールと関連付けることができます。バージョン管理の設定ダイアログを利用して設定を行います。

 

#

操作方法

1

Enterprise Architectを起動し、バージョン管理を行うプロジェクトを開きます。

2

上記の利用手順に従って、バージョン管理の基本設定ダイアログを開きます。

3

新規ボタンを押します。

4

「設定識別ID」 を入力します。このIDは、他のユーザーや他のプロジェクトと、設定を共通化するために利用されます。

5

ラジオボタンでバージョン管理ツールを指定します。

6

この状態で、バージョン管理ツールに関する詳細情報の入力が可能になります。入力内容は選択したバージョン管理ツールによって変わります。

利用するバージョン管理の設定を指定します。

7

保存ボタンを押してください。新しい設定が追加されます。

8

設定が完了したら、閉じるボタンを押してください。

 

注意:

  • 個々で設定したバージョン管理に関する設定は、実行したマシンのレジストリに保存されます。また、それぞれのプロジェクトには、プロジェクト内で利用されているバージョン管理の設定識別IDの情報が保存されます。プロジェクトを開くと、この両社の情報を照合し、バージョン管理機能を初期化します。
  • バージョン管理の設定は1つのプロジェクトに対して複数の設定を定義し、利用することも可能です。1つのバージョン管理の設定を、複数のパッケージに対して利用することも可能です。
  • アクセス権(セキュリティ)機能が有効になっている場合には、バージョン管理の設定を行うための適切なアクセス権が必要です。

 

 

参照: