CVSを利用したバージョン管理

バージョン管理の設定でCVSの項目を選択した場合には、設定ダイアログの中央付近は、CVSに関連する設定を行うことができる内容が表示されます。

利用手順:

リボン	プロジェクト > バージョン管理 > 基本設定: 種類: CVS
コンテキストメニュー	パッケージを右クリック > パッケージの管理 > バージョン管理の基本設定: 種類: CVS

ダイアログの内容:

項目	説明
作業用ディレクトリ	バージョン管理ツールで利用するXMLのファイルを保管するためのディレクトリを指定します。この項目は編集不可です。横にあるディレクトリの選択ボタン[...]を押すことで、内容を設定できます。
[...]	作業用ディレクトリの位置を指定します。ボタンを押すと、ディレクトリの選択のためのダイアログが表示されます。
ユーザー名	この項目は編集不可です。作業用ディレクトリとして指定されたディレクトリ内の"CVS\Root"から自動的に取得し、表示します。
CVS.Exeのパス	CVSクライアントの実行ファイルをフルパスで指定します。この項目は編集不可です。横にあるファイルの選択ボタン([...])を押すことで、内容を設定できます。
[...]	CVSのコマンドラインクライアント(cvs.exe)の位置を指定するために利用します。
タイムアウトの値	Enterprise Architectが内部でバージョン管理ツールのコマンドを実行後は、コマンドの処理が終了するまで待機しつづけます。ただし、ここで指定した時間まで処理が終わらない場合に、タイムアウトのメッセージを表示し、処理を中断することができます。バージョン管理リポジトリへの認証が正常に行われず、ログオンのためのプロンプトなどが表示されてしまうような場合に、タイムアウトすることによりキャンセルすることができます。ここで設定した値は、全てのバージョン管理の設定で共通に利用されます。

上記の内容以外については、共通項目の「バージョン管理の基本設定ダイアログ」のページをご覧ください。

注意:

リモートのCVSリポジトリに接続する場合には、ユーザー名の欄にはリモートのリポジトリに接続するユーザーの名前が適切に表示されるように設定されている必要があります。ユーザー名が表示されない場合、Enterprise Architectからユーザー名の取得する処理が成功していません。

"...\作業ディレクトリのパス\CVS\Root" の位置に情報が見つからないか、適切に設定されていません。