トリガ

<< 目次を表示 >>

ページ位置:  UMLのモデリング > UMLの要素 > 振る舞い図に関連する要素 >

トリガ

 

トリガアクションを引き起こすイベントを示します。直前のアクションの完了に伴って発生する場合が多いです。トリガを定義する方法には、以下の4つがあります。

 

 

 

トリガを保存すると、モデルブラウザにトリガ要素が追加されます。トリガ要素を右クリックしてコンテキストメニューを表示することで、プロパティの内容を確認することができます。必要に応じてプロパティを変更することもできます。以下の内容は、プロパティサブウィンドウのトリガタブで設定可能な項目の一覧です。

 

項目

説明

種類

トリガの種類を次の4種類から指定します。: 呼び出し, 変更, シグナル, 時間

 

  • シグナル - 非同期メッセージの受信によるシグナルイベントです。
  • 呼び出し - メッセージを送信し、送信先の要素の操作を呼び出すための呼び出しイベントです。
  • 時間 - ある特定の時間を示す時間イベントです。
  • 変更 - 属性の値の変化の結果遷移が行われる変更イベントです。

仕様

トリガの種類に応じて、[選択]ボタンを押すことで関連する項目を設定することができます。

ポート

追加ボタンを押すとポートの選択ダイアログでポート要素を選択し、関連づけることができます。

 

注意:

  • 新しいポート要素をポートの選択ダイアログで作成する場合には、トリガ要素がクラスかコンポーネント要素の子要素である必要があります。
  • 複数のポート要素をまとめて選択する場合には、[Ctrl]キーを利用してください。
  • ポートのモデルブラウザ内の位置を表示するには、対象のポートを右クリックして「モデルブラウザ内の位置を表示」を実行してください。

 

注意:

  • トリガ要素はダイアグラム内に配置することもできますが、通常はトリガ要素はダイアグラム内には配置せずに利用します。
  • なお、この要素はデータベース設計におけるトリガーとは異なります。

 

 

ツールボックスのアイコン

 

 

参照: