描画スクリプトで描画される内容には、別の定義(SubShape:サブシェイプ)を含むこともできます。
階層化された描画スクリプトのレイアウト
描画スクリプトの階層化をレイアウトするには、属性の初期化セクション(コマンドを利用する前)においてlayouttype属性を設定しなければなりません。
有効な値は次の通りです。:
- LeftRight - スクリプトで描画される内容は左から右に並んで配置されます。
- TopDown - スクリプトで描画される内容は上から下に並んで配置されます。
- Border - 境界レイアウトを利用する場合には、どの位置に配置するかを示す文字列を引数に指定しなければなりません。位置を示す文字は、"N", "E", "S", "W", "CENTER"のいずれかになります。それぞれの領域には1つの描画スクリプトのみ含むことができます。"E" や "W" の領域を利用する場合には、preferredwidth属性を指定しなければなりません。同様に、"N" や "S"の領域を利用する場合には、preferredheight属性を指定しなければなりません。
例 :
shape main
{
layouttype="topdown";
setfillcolor(0,0,255);
rectangle(0,0,100,100);
addsubshape("sub",50,100,20,0);
addsubshape("sub",50,100,30,-100);
addsubshape("sub",50,100,40,-200);
addsubshape("sub",50,100,50,-300);
shape sub
{
setfillcolor(0,255,0);
ellipse(0,0,100,100);
}
}
上のスクリプトの描画結果は次のようになります。:
