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状態によるワークフロー機能を利用すると、それぞれの要素が持つ「状態」のプロパティを利用してワークフローを定義し、要素の管理を実現することができます。ワークフローを定義すると、ある状態からは事前に定義した状態へしか変更できなくなります。例えば、前の状態に戻したりずっと先の状態に変えたりすることができなくなります。この制御は、プロパティダイアログだけでなく、カンバンにも適用されます。
ワークフローを定義するには、ワークフロースクリプトを利用する方法もあります。この状態によるワークフロー機能を利用すると、セキュリティ機能で定義されるグループと組み合わせて、簡単にワークフローを定義し運用することができます。例えば、以下のような設定が可能です。
注意: |
この機能は、現在は状態のプロパティのみが対象ですが、将来的に他のプロパティも対象にする予定です。 |
前提条件
セキュリティ機能が有効になっている必要があります。また、必要なグループが定義済みである必要があります。
利用手順:
リボン |
プロジェクト > セキュリティ > 管理 > ワークフロー |
グループへワークフローのルールを定義する
以下の、状態のワークフローダイアログを利用します。
# |
説明 |
1 |
「ワークフローを有効化」にチェックを入れると、ワークフロー機能が有効になります。 (チェックを外すと、設定を保持したまま一時的に機能を無効にすることができます。) |
2 |
「グループ」の一覧で、対象のグループを選択します。 (対象のグループが一覧にない場合には、「設定」ボタンを押してグループの設定に移動することができます。) 選択すると、設定可能な状態の値が中央の「種類」の一覧に表示されます。 (参考:グループの管理) |
3 |
「遷移元」のドロップダウンリストから、対象となる状態を選択します。 |
4 |
「種類」の一覧から、「遷移元」で選択した状態から変更可能な状態を選択します。 ボタンを押すと選択した状態が「遷移先」の一覧に移動します。 全ての状態に遷移可能な場合には、 ボタンを押します。
設定済みの内容を変更するためには、以下のいずれかのボタンを押します。
例えば、もしレビュアーが要素の状態を 'Implemented' から 'Reviewed' および 'In Progress' に変更可能とする場合には、「種類」の一覧から 'Reviewed' を選択して ボタンを押した後、さらに 'In Progress' を選択して ボタンを押します。 |
5 |
「保存」ボタンを押して設定を保存します。
必要に応じて、以下の操作を実行します。
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参照: