EMX/UML2ファイルの読み込み

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EMX/UML2ファイルの読み込み

IBM社のRSA(Rational Software Architect)では、ある1ルート以下に複数のUMLモデルを追加することができます。これらのモデルはお互い相互参照可能です。

 

しかし、RSAでは全体のルートを1つのファイルとして保存することはできません。RSAは分割したEMXファイルとして、各UMLモデルを保存します。このことは、相互参照するEMXファルはもう片方のEMXファイルの要素を参照するので、自己完結できないということを意味しています。

 

EA7.0よりも前のリリースでは、EA  は分割されたモデルとしてEMXファイルを扱い、それゆえにそれらの間の相互参照を許容していませんでした。EA7.0からは相互参照に対応しました。

 

EA7.0以降は1つのEMX/UML2ファイル、または複数のEMX/UML2ファイルを読み込むオプションがあります。このオプションによって、関連するファイルのグループを選び、それらを一緒にインポートできるようになります。その結果、異なるファイル間の相互参照を保つことが可能です。

 

 

利用手順:

対象のパッケージをモデルブラウザで選択した後、以下のいずれかの操作を実行して下さい。

リボン

生成・入出力 > モデルの入出力 > 読み込み > EMX/UML2

 

 

EMX/UML2ファイルの読み込みダイアログの内容は以下の通りです。

項目

説明

パッケージ

読み込み先となるパッケージの名前が表示されています。

もし、希望するパッケージと異なる場合には、 ボタンを押して変更することができます。

ディレクトリ

[選択]ボタンを押すと、複数のファイルを選択できる 対象のEMX/UML2ファイルの選択 ダイアログが表示されます。

ファイルを選択し(いくつかのファイルを選択するには、[Ctrl]+クリック、または[Shift]+クリック を使ってください)、開く ボタンをクリックしてください。

選択されたファイル

対象のファイルが一覧形式で表示されます。

ログを出力

ログを出力するかどうかを指定します。

ログファイルは、ファイルが読み込まれたディレクトリに import.log という名前で保存されます。

読込

読み込みを実行します。

閉じる

このダイアログを閉じます。

ヘルプ

ヘルプを表示します。

進捗

読み込み状況が表示されます。

 

注意:

セキュリティ(アクセス権)機能が有効の場合には、「XMIの読み込み」のアクセス権が必要です。