用語のスタイルの指定

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用語のスタイルの指定

用語集の用語を定義する場合に、その用語の種類ごとにドキュメント生成時のスタイル(書式)を定義することができます。指定したスタイルは、RTF・PDF・DOCXのドキュメントの生成時に反映されます。色・フォント・太字などの装飾などが対象です。ドキュメントを読む際に、用語自体が強調され、また用語の種別を把握することが容易になります。

 

この機能を利用する場合には、ドキュメントの生成ダイアログで「用語を意味で置換」にチェックを入れる必要があります。(用語を意味で置換する機能と連動しています。) HTMLドキュメントの生成には対応していません。

 

 

スタイルの定義

要素のスタイルを定義するためには、CSS形式のスタイルシートでの定義が必要となります。用語のスタイルの割り当てダイアログを利用します。用語の種類に対してスタイルシートを定義します。以下の内容は定義の一例です。

 

.paragraph {

      font-family: courier;

      font-size: 16px;

      font-weight: italic;

      color: #FF0000;

      background: none;

      text-transform: capitalize;

}

.language-term {

      font-family: arial;

      font-size: 14px;

      font-weight: bold;

      color: #800000;

      background: none;

      text-transform: capitalize;

}

 

 

利用手順:

リボン

モデル > 用語集 > 用語集 > 用語集タブ内で右クリック > スタイルの割り当て

 

 

スタイルの定義

スタイルを定義する前に、用語の種類を事前に定義する必要があります。

 

項目

説明

用語

用語集に定義されている用語が持つ種類が表示されます。

スタイル名

用語の種類に対して定義されているスタイル名が表示されます。未定義の場合には空になります。

一覧内の行をダブルクリックすることで、スタイル名の入力ダイアログが表示され、名前を指定できます。名前に空白文字が含まれる場合にはハイフンで置換されます。

名前を指定すると、右側のCSSのエディタに名前が表示されます。

CSS

スタイル名の後の波括弧に囲まれた範囲に、CSS形式でスタイルの情報を入力してください。

OK

このボタンを押すと変更内容を保存し、ダイアログを閉じます。

 

 

定義したスタイルの利用

ドキュメントに対して定義したスタイルを利用するには、ドキュメント生成時に設定する必要があります。なお、この機能は用語の意味に置換する機能と同一になっていますので、スタイルの適用を行うと用語の意味で置換されて出力されます。この設定は、ドキュメントの生成ダイアログで行うことができます。

 

 

ドキュメント出力時の設定

ドキュメントの生成ダイアログを開き、以下の設定を行います。

 

項目

説明

指定したスタイルの適用

「用語を意味で置換」のチェックボックスにチェックを入れます。

これにより、指定したスタイルが適用されます。

 

 

注意:

定義したスタイルはリファレンス情報として、他のプロジェクトにコピーすることができます。

 

 

参照: