SysMLの要素と接続

SysMLでは、UMLの要素を拡張した独自の要素が定義されています。要素に関する操作方法は、基本的にはEnterprise Architect共通の操作方法と同じです。

以下のいくつかの要素や接続については、要素をダブルクリックすると独自のプロパティダイアログが表示されます。あるいは、プロパティの設定方法に注意が必要な要素です。

上記以外の要素については、「その他の要素」のページをご覧ください。

要素内の区画として表示されている内容はノート要素に表示することもできます(コールアウト表記)。

なお、SysMLのダイアグラムでは、ダイアグラムを保持する要素やパッケージがフレームとして配置されます。以下の操作が可能です。

ダイアグラムの背景で右クリックし、「ダイアグラムフレームの非表示」を選択することで、フレームを隠すことができます。同じ操作で「ダイアグラムフレームの表示」を選択すると、再度表示することができます。ダイアグラムフレームが表示されている図では、ユーザーオプションの「ダイアグラムフレーム」の設定は反映されません。
フレームの位置や大きさを変更したい場合には、フレームの境界線上で右クリックし「選択可能」を選択することで、位置や大きさの変更が可能になります。
ダイアグラムを保持する要素がポート要素やアクティビティパラメータ要素を持つ場合には、フレームの境界に配置されます。それ以外の種類の要素はフレーム内に配置されます。
表示されていない要素がある場合、ダイアグラムの背景で右クリックし「付属要素の同期」を実行することで、配置されます。

ダイアグラムフレームが「選択可能」になっていない場合には、要素の位置を変更すると自動的にフレームの大きさが調整されます。「選択可能」の場合には、必要に応じてフレームのサイズは大きくなりますが、自動的に小さくなることはありません。