言語のオプションの設定

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言語のオプションの設定

既存のプログラム言語の設定を変更する場合や、独自のプログラム言語を追加する場合には、そのプログラム言語の設定をXML形式で定義することができます。これらの設定では、生成時や読み込み時の挙動を指定することができます。これらの設定を行う場合には、MDGテクノロジーファイルを直接編集する必要があります。

 

XMLドキュメントのルートノードはCodeOptionsです。子ノードはCodeOptionであり、それぞれname属性を持ちます。以下の内容は設定例です。

 

<CodeOptions>

<CodeOption name="DefaultExtension">.h</CodeOption>

<CodeOption name="HasImplementation">true</CodeOption>

<CodeOption name="ImplementationExtension">.cpp</CodeOption>

<CodeOption name="Editor">C:\Windows\notepad.exe</CodeOption>

</CodeOptions>

 

 

設定可能な項目

Code Optionのname属性の値

説明

ConstructorName

コンストラクタ名です。classHasConstructorマクロの判定に利用します。

CopyConstructorName

コピーコンストラクタ名です。classHasCopyConstructorマクロの判定に利用します。

DefaultExtension

生成されるソース(ヘッダ)ファイルの既定の拡張子です。

DefaultSourceDirectory

ファイルを生成する既定のディレクトリです。

DestructorName

デストラクタ名です。

classHasDestructorマクロの判定に利用します。

Editor

その言語のソースファイルを編集するためのエディタのパスです。

HasImplementation

実装ファイルがあるかどうかを指定します。trueを指定すると実装ファイルがあることになります。

ImplementationExtension

生成される実装ファイルの拡張子です。

ImplementationPath

ソースファイルの位置から見た、実装ファイルの相対的な位置です。

PackagePathSeparator

コード生成テンプレートでPackagePathマクロを利用した場合の、名前を区切る文字です。

Grammar

ソースコード読み込みの解析文法を指定します。「ソースコード読み込みルールエディタ」で問題が無いことを確認した文法データを指定して下さい。

(XMLとして意味を持つ文字については、適切にエスケープした文字列を含めて下さい。)

SupportsNamespaces

名前空間をサポートするかを指定します。trueを指定するとソースコード解析時に名前空間があると認識します。

HasScopeBlocks

ソースコード解析時にスコープの概念があるかどうかを指定します。trueの場合にはスコープがあると解釈されます。

GenerateNamespaces

名前空間を生成するかを指定します。trueを指定すると名前空間の情報を生成します。

 

 

注意:

MDGテクノロジーを読み込んで有効になると、オプションダイアログで上記の内容の一部を設定することが可能になります。

 

 

参照: