ライセンス管理

Porクラウドサーバライセンス管理ダイアログは、メインダイアログで「ライセンス管理」ボタンを押すと表示されます。Proクラウドサーバへ有料ライセンスを追加したり、追加済みのライセンスの状況を把握したりするために利用します。

注意:

Proクラウドサーバを無料で利用する場合には、このライセンス管理機能は利用しません。

新規にインストールした場合には、このダイアログの一覧には何も表示されません。

ライセンスを追加すると、一覧には追加されたライセンスが表示されます。期限などの情報も表示されます。

「有効」の欄が「True」ではない場合には、何らかの理由でライセンスが正しく動作していません。ログファイルにも情報が出力されます。

ライセンスの入手方法

Proクラウドサーバのライセンスには、実行するマシンの情報が含まれ、そのマシン以外のマシンでは適用することはできません。その関係で、ライセンスを入手するためにはProクラウドサーバが動作するマシンで、ライセンス申請ファイルを作成することが必要です。手順は次の通りです。

#	説明
1	Proクラウドサーバのライセンスを購入します。
2	Proクラウドサーバを実行しているマシンから、「ライセンス申請」を実行します。 (ライセンスの申請は、ライセンスの購入前に実行することもできます。)
3	実行した結果得られるライセンス申請ファイルをスパークスシステムズジャパンの販売窓口に送付します。
4	ライセンスの購入履歴を確認し、ライセンスファイルを送付します。
5	ライセンス申請を実行したProクラウドサーバにライセンスを適用します。
6	有料ライセンスが必要な機能が利用可能になります。

ライセンスの種類の1つとして「トークン」があります。トークンは、Proクラウドサーバの機能を安価に利用できる仕組みです。1つのトークンごとに、一人のユーザーのログインか、1つの機能を有効にすることができます。

チームサーバ版およびエンタープライズサーバ版は、Proクラウドサーバのログイン人数には制限がありません。チームサーバ版は7つまでのプロジェクトを利用できます。

Proクラウドサーバライセンス管理ダイアログ

Proクラウドサーバライセンス管理ダイアログの内容は以下の通りです。

項目	説明
一覧	ダイアログ内の一覧には、Proクラウドサーバに適用済みのライセンスの情報が表示されます。一覧内の列の表示内容は以下の通りです。種類 - Token, Team, Enterpriseのいずれかトークン - ライセンスに含まれるトークン数会社名 - ライセンスが発行された会社名です。電子メール - ライセンスが発行された際に登録されたメールアドレスです。開始日 - ライセンスが有効となる開始日です。期限日 - ライセンスが利用できる最終日です。有効 - Trueと表示されている場合には有効です。それ以外の場合にはエラー内容が表示されます。
ライセンス申請	このボタンを押すと、ライセンスの新規申請ダイアログが表示されます。 Proクラウドサーバのライセンスを購入した場合に、ライセンスと結びつけるサーバの情報を収集するために利用します。
追加	追加ボタンを押すと、ライセンスファイルをProクラウドサーバに追加することができます。Pro Cloud Server License Certificate ファイル (*.CRT) を指定してください。
削除	削除ボタン自体は常に表示されていますが、一覧内で削除可能なライセンスを選択した場合のみ押すことができるようになります。このボタンを押すと、選択しているライセンスの情報を現在のProクラウドサーバから削除します。ライセンスを削除した場合には、そのライセンスファイルは {installation path}\Licenses\deleted\ フォルダに配置されます。もし誤ってライセンスを削除した場合で、再度適用したい場合には、このフォルダからファイルを取り出し、再度適用してください。
ライセンス更新	このボタンは、一覧内でライセンスを選択した場合のみ押すことができます。このボタンを押すと、ライセンスの更新申請ダイアログが表示されます。既存のライセンスの利用期間を延長する場合にこのボタンを押し、申請ファイルを作成してください。
割り当ての管理	このボタンは、有効なトークンがProクラウドサーバに適用されている場合のみ押すことができます。このボタンを押すと、トークンの割り当ての管理ダイアログが表示されます。購入したトークンをどのように利用するのかを指定することができます。