VM(仮想マシン)へのアタッチ

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VM(仮想マシン)へのアタッチ

Javaアプリケーションをデバッグする場合に既存のJavaプロセスにアタッチすることもできます。このようなデバッグを行う場合には、デバッグのためのSparx Systems Java Agentをjava.exeの起動時に有効にしなければなりません。

 

Sun Microsystems社のJava Virtual Machine Tools Interfaceは、Enterprise Architectが使用するAPIです。このAPIでは、JVMの作成時にデバッグエージェントを指定できます。

 

Enterprise Architectから実行中のJVMをデバッグするには、JVMの起動時にSparx Systemsのデバッグエージェントを起動オプションとして指定する必要があります。

 

TomcatやJBOSSなどの製品でこれを行う方法は、その製品独自のドキュメントで提供されているはずです。java.exeの場合、Enterprise Architectのデバッグエージェントをロードするコマンドラインオプションは、次の通りです。

 

 

 

上記の内容は、実行する環境が32ビット環境か64ビット環境かによって変わります。

 

なお、PATH環境変数をVEAフォルダを含むように指定している場合には、以下のような設定になります。

 

プロセスにアタッチする場合には、動作解析の設定を行う必要はありません。動作解析ツールバーのアタッチボタンを押すことで、デバッグを開始できます。

 

動作解析の設定を行う場合には、以下の2点のみの設定が必要です。

 

 

注意:

「コンソールの表示」の機能は、「仮想マシンにアタッチ」を選択時には無効になります。

 

 

参照: