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ビューポイントファイル(拡張子 .ssviewpt)は、Enterprise ArchitectでモデリングされたMDGテクノロジー・パースペクティブ・モデル内アドインなどを1つのXMLファイルにまとめたものです。
このファイルをプロジェクトに読み込むだけで、特定のモデリングの領域・状況に合わせたEnterprise Architectの環境を簡単に適用できます。
MDGテクノロジーやモデル内アドインなどは、Enterprise Architect内でモデルとして定義します。モデリングされたMDG テクノロジー・アドインなどをビューポイントファイルとして出力することで、そのファイルを他の任意のEnterprise Architectプロジェクトに読み込めます。
ビューポイントファイルを異なるプロジェクトに読み込むと、そのファイル内に含まれるパッケージ構造がターゲットパッケージに読み込まれ、そのテクノロジーに関連するプロファイルを定義する子パッケージを含む<<mdg technology>>パッケージが作成されます。ファイル内に含まれる<<perspective workspace>>パッケージ・モデルアドインもパッケージ構造とし手読み込まれます。読み込んだ後、モ<<mdg technologies>>パッケージからMDGテクノロジーを自動的に生成してプロジェクトに読み込み、対象のプロジェクト内で使用可能になります。パースペクティブとモデル内アドインも、ビューポイントファイルの読み込み後に使用できます。
プロジェクトの管理者は、作成後にセキュリティグループにパースペクティブとリボンセットを割り当てることで、Enterprise Architectの表示内容を個々のセキュリティグループに合わせてカスタマイズできます。これにより、ビューポイントファイルは、単一のファイルをプロジェクトに読み込むだけで、Enterprise Architectのプロジェクトを特定の対象・領域に合わせてカスタマイズする手段を提供します。
MDGテクノロジー・パースペクティブ・モデル内アドインの作成に関する詳細情報は、このヘルプ内のそれぞれの説明ページをご覧ください。
ビューポイントファイルの出力
モデルブラウザ内で、子パッケージとしてステレオタイプ <<mdg technology>> あるいは <<workspace perspective>> を持つパッケージを対象に操作します。
コンテキストメニュー |
該当のパッケージをモデルブラウザ内で右クリックし、 'ビューポイントファイルに保存' を選択 |
ビューポイントファイルの読み込み
モデルブラウザ内で、読み込み対象のパッケージを右クリックします。ただし、子パッケージとしてステレオタイプ <<mdg technology>> あるいは <<workspace perspective>> を持つパッケージでは実行できません。
コンテキストメニュー |
該当のパッケージをモデルブラウザ内で右クリックし、 'ビューポイントファイルの読み込み' を選択 |
参照: